【2026年版】初心者向けリムブレーキロード3選|FARNA・RL3 DROP・Contend 3を徹底比較

【2026年版】初心者向けリムブレーキロード3選|FARNA・RL3 DROP・Contend 3を徹底比較

「初めてのロードバイクは、できるだけシンプルで扱いやすいものを選びたい。」そう考える方にとって、リムブレーキのロードバイクは2026年でも十分に “理にかなった選択肢” 。

 

確かに現在、海外スポーツ自転車ブランドの多くはディスクブレーキへ完全移行しています。高速域での制動力や悪天候下での安定性、太いタイヤとの相性など、レースや高負荷な走行環境ではディスクブレーキが有利なのは事実です。

一方で、体重が比較的軽く、レースシーンで使う機会のない入門グレードのロードバイクにおいては、必ずしもディスクブレーキ一択とは言えません。

軽さ、取り回しの良さ、メンテナンスのしやすさ、そして価格とのバランスを考えると、リムブレーキは今もなお現実的で、合理的な選択と言えるでしょう。

 

そんな中、海外ブランドが次々とリムブレーキモデルをラインナップから外す一方で、日本のスポーツ自転車ブランドは初心者向けのリムブレーキロードを今も作り続けています。

選択肢は多くありませんが、だからこそ「安心して選べるモデル」ははっきりしてきました。 今回は2026年時点でおすすめできる、初心者向けリムブレーキロードバイクを厳選して3台紹介します。

 

- 目 次 -

 


初めてロードバイクを選ぶときに迷いやすいのが、「リムブレーキ」と「ディスクブレーキ」の違いです。

ロードバイクのブレーキは大きく分けてこの2種類があり、いちばんの違いは「どこを挟んで止めているか」にあります。

 

リムブレーキとは・・・

リムブレーキはホイールの外周(リム)を挟んで減速する、昔から使われてきた方式。

  • メリット
    リムブレーキは構造がシンプルなぶん、車体が軽く仕上がりやすく、価格も抑えやすいのが特徴です。調整やメンテナンスのハードルも比較的低く、初めてロードバイクに乗る方が体感しやすいのは「持ち上げたときの軽さ」や「取り回しの楽さ」。
  • デメリット
    一方で、雨の日はブレーキ面が濡れることで制動力が落ちやすく、太いタイヤを履かせたい場合はフレームやブレーキのクリアランスに制限が出ることもあります。ただし、街乗りや晴天メインのサイクリング中心であれば、困る場面はそこまで多くありません。

 

ディスクブレーキとは・・・

ディスクブレーキは、車輪の中心にある円盤(ローター)を挟んで減速する仕組みです。

  • メリット
    ディスクブレーキは、雨天時でも制動力が安定しやすく、下り坂や高速域でも安心感が高いのが強みです。太めのタイヤとも相性が良く、用途を広げたい人には心強い選択肢と言えます。
  • デメリット
    その反面、構造が複雑になるため車体はやや重くなりがちで、整備や調整のハードルも上がりやすく、同グレードで比べると価格も高くなる傾向があります。「初めての1台」としては、ややオーバースペックに感じる方もいるでしょう。

 

結論として、初心者のロードバイク選びは「どちらが優れているか」ではなく、「どんな使い方をするか」で選ぶのが正解です。

初めてロードバイクに乗る方、軽さや扱いやすさを重視したい方、街乗りやサイクリングが中心で価格も抑えたい方にはリムブレーキが向いています。一方で、雨でもよく乗る方、将来的にロングライドや下りも楽しみたい方、太いタイヤや多用途を視野に入れている方にはディスクブレーキが合うでしょう。

 

 

「ディスクじゃないと危ない」「リムは古い技術」「プロが使っているから自分にも最適」といったイメージで選ぶ必要はありません。競技シーンと日常使用では条件がまったく違います。

2026年現在、初心者向けロードバイクとして見ると、リムブレーキは今もなお、バランスの取れた現実的な選択肢と言えるでしょう。

 


KhodaaBloom FARNA|軽さと走りを重視するなら、まず基準になる1台

【メーカー希望価格】¥109,890(税込)
【カラー(全2色)】ホワイト、ブラック
【サイズ(適応身長目安)】395mm(145-160cm)、430mm(150-165cm)、465mm(160-175cm)、500mm(170-185cm)


2026年モデルのFARNAは、これまでの「ロングライド向けエンデュランスロード」というイメージを大きく覆し、軽快さと反応性を備えた“万能型ロードバイク”へと進化しました。実際に試乗しても、踏み出しの軽さや加速の気持ちよさが分かりやすく、「初めてロードバイクに乗る人がイメージする“速さ”」を最も素直に体感しやすい一台です。

フレームは6061アルミを採用し、日本人の体格に合わせた細かいサイズ展開も魅力。ヘッドチューブはやや短めながら、コラム長には余裕があり、前傾姿勢からアップライト寄りまで調整しやすい設計になっています。街中からワインディング、週末のサイクリングまで幅広く対応でき、「まだ自分の走り方が定まっていない」という入門者にもフィットします。

 

コンポーネントはShimano Claris(2×8速)で統一。

クランクやブレーキキャリパーまでClarisを採用している点は、同価格帯では珍しく、安心感のある構成です。この3車種の中では最も軽量で、軽さやスピード感を重視する人には特におすすめしやすいモデルと言えます。

一方で、ホイールがシマノ製ではない点や、フロントフォークがアルミ仕様である点はやや残念なポイント。ただしその分、価格は抑えられており、完成車としての走りのバランスとコストパフォーマンスは非常に優秀です。

 

「ロードバイク=軽さや速さを楽しみたい」と考えている人にとって、FARNAはこの3台の中で最も“分かりやすく楽しい”選択肢。迷ったらまず基準にしてほしい一台です。

KhodaaBloom FARNA 詳細記事はコチラ


ANCHOR RL3 DROP|安心感と耐久性を重視する、日本ブランドらしい一台

【メーカー希望価格】¥112,000(税込)
【カラー(全4色)】オーシャンネイビー、ヘイズホワイト、ミッドナイトブラック、ストリームターコイズ
【サイズ(適応身長目安)】390(146-157cm)、440(155-168cm)、490(165-179cm)、540(176-190cm)


RL3 DROPは、BRIDGESTONE ANCHORが手がける「日常使いから始められるロードバイク」という立ち位置がはっきりしたモデルです。FARNAが軽さや加速感を重視した“走り寄り”の性格なのに対し、RL3 DROPは安定性・扱いやすさ・耐久性を優先した設計で、ロードバイクに対して不安を感じている人にも寄り添う一台と言えます。

フレームはANCHOR独自の設計思想「PROFORMAT」を用いたアルミフレームを採用。ヘッドチューブやコラム長に余裕を持たせたアップライトなポジションに加え、トップチューブをスローピングさせることで振動吸収性にも配慮されています。直進安定性を重視した後ろ三角の設計も含め、「速さ」よりも「安心して長く走れること」を重視した内容です。

 

この3車種の中で唯一、フロントフォークにはカーボンフォークを採用し、

さらにサブブレーキレバーを標準装備。ドロップハンドルに慣れていない初心者でも、クロスバイクに近い感覚でブレーキ操作ができるのは大きな安心材料です。

 

コンポーネントはShimano Claris(2×8速)を中心に構成され、ブレーキキャリパーもClarisを採用。

 

ホイールハブにはShimano SORAグレードが使われており、耐久性と回転性能を重視した堅実な仕様になっています。

 

一方で、490mmサイズで約10.3kgと、この3台の中では最も重量があります。カーボンフォークを採用しながらも重めなのは、BRIDGESTONE ANCHORらしく耐久性や安心感を優先した結果と言えるでしょう。そのため、ロードバイクに「軽さ」や「速さ」を強く求める人にとっては、やや物足りなく感じる可能性があります。

 

かっちりとした安定感で安心して乗りたい人、日常使いも含めてロードバイクに慣れていきたい人にはRL3 DROPが最適。一方で、初めてのロードバイクに「軽さ」や「速さ」を求める場合は、FARNAのほうが魅力的に映るはずです。RL3 DROPは、安心感を最優先したい人にこそ選んでほしいモデルです。

BRIDGESTONE ANCHOR RL3 DROP 詳細記事はコチラ


GIANT Contend 3|直進安定性を重視した、海外ブランド定番の入門ロード

【メーカー希望価格】¥110,000(税込)
【カラー(全3色)】コールドアイアン、ナイトシールド、リッチホワイト
【サイズ(適応身長目安)】XS(157-169cm)、S(165-175cm)、M(171-181cm)、ML(177-1870cm)

※GIANTはメーカーの意向により通信販売は行っておりません。

Contend 3は、海外ブランドらしい堅実な設計が特徴のアルミロードバイク。軽快さを前面に押し出すFARNA、安心感と耐久性を重視したRL3 DROPに対し、このモデルは低重心で直進安定性を重視した設計が際立っています。いわば「オールロード寄り」の性格を持つ、落ち着いた乗り味の一台です。

フレームには6061系アルミをベースとした独自アルミ素材を採用し、剛性と耐久性のバランスを重視。D-Fuse形状のシートポストによって路面からの振動を和らげ、28Cタイヤまで対応することで、荒れた路面でも安定した走行感を保ちます。スピード感よりも「まっすぐ安定して走れる」印象が強く、ロードバイクの姿勢や操作にじっくり慣れていきたい人には安心感のある設計です。

 

コンポーネントはShimano Claris(2×8速)を採用していますが、変速系以外のパーツは他社製で構成され、ブレーキもTektro製。この3車種の中では、ブレーキやクランクまでShimanoで統一されているFARNAやRL3 DROPと比べると、コストパフォーマンスが高いとは言いにくい部分があります。

車体重量は約9.9kg(Sサイズ)と、3台の中ではちょうど中間。軽さやキビキビした加速感を重視する人にはやや大人しく感じられるかもしれませんが、その分、直進時の安定感や姿勢の保ちやすさは魅力です。

 

Contend 3は、海外ブランドの安心感や安定した乗り味を重視したい人に向くモデル。軽さや速さを求めるならFARNA、日常使いの安心感や耐久性を重視するならRL3 DROPと比べながら検討すると、自分に合った選択肢が見えてきます。


結局どれを選ぶ?|FARNA・RL3 DROP・Contend 3を一発で整理

ここまで紹介してきた3台は、いずれも「初心者向けリムブレーキロードバイク」という共通点を持ちながら、設計思想と向いている人がはっきり分かれています。

まず基準になるのが「KhodaaBloom FARNA」

この3台の中で最も軽量で、加速感やスピード感を素直に楽しめるモデルです。フルClaris仕様による安心感もあり、「ロードバイク=軽くて速い」というイメージを大切にしたい人には、いちばんおすすめしやすい一台。最初のロードバイクで迷ったら、まず基準として考えてほしいモデルです。

 

安心感と耐久性を重視するなら「ANCHOR RL3 DROP」

カーボンフォークとサブブレーキレバーを標準装備し、アップライトで安定したポジションが取れる設計は、ロードバイクに不安を感じている人にとって大きな安心材料になります。一方で重量はやや重め。軽さや速さよりも「かっちり・安心して長く使えること」を重視したい人向けです。

 

海外ブランドの定番を選びたいなら「GIANT Contend 3」

低重心で直進安定性の高い設計が特徴で、落ち着いた乗り味。車体重量は3台の中で中間ですが、パーツ構成は必要最低限に抑えられており、コストパフォーマンスという点ではやや割り切りが必要です。GIANTというブランドの安心感や、安定志向の走りを重視する人に向いています。

 

  • おすすめ順でまとめると
    ・軽さと速さ、分かりやすい楽しさを求めるなら「FARNA」
    ・安心感と耐久性を最優先するなら「RL3 DROP」
    ・直進安定性と海外ブランドの定番感を重視するなら「Contend 3」

3台とも優劣ではなく“向いている人が違う”モデルです。 自分がロードバイクに何を求めたいのか――軽さ、安心感、ブランド、使い方。 その答えに一番近い一台を選ぶことが、満足度の高いロードバイクデビューにつながります。


まとめ|2026年、初心者向けリムブレーキロードという選択

 

  • 2026年現在、海外ブランドではリムブレーキロードの選択肢は大きく減っている
  • その中で日本ブランドは、初心者向けに現実的なリムブレーキロードを作り続けている
  • 軽さと走りの楽しさを重視するならFARNAが基準になる一台
  • 安心感と耐久性を重視するならRL3 DROPが向いている
  • 直進安定性と海外ブランドの定番感を重視するならContend 3という選択肢もある

 

初めてのロードバイク選びは、「正解」を探すというよりも、「自分に合う一台」を見つける作業に近いと思います。 ディスクブレーキが主流になった今でも、軽さや扱いやすさ、価格とのバランスを考えると、リムブレーキは決して時代遅れな存在ではありません。

大切なのは、プロや海外のトレンドに合わせることよりも、自分がどんな距離を、どんなペースで、どんな気持ちで走りたいか。 今回紹介した3台は、その入り口としてそれぞれ違った答えを用意してくれます。

最初の一歩を踏み出すための一台として。 そして、ロードバイクの楽しさを知るための相棒として。 あなたのライドスタイルに一番しっくりくる一台を選んでみてください。



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