サイクルモードライド大阪とは・・・
サイクルモードライド大阪は関西最大級の試乗ができるスポーツ自転車イベント!世界各国の様々なスポーツブランドがブースを広げ、新製品や既存製品の展示を行います。見ることも触る事も、乗ることだってできちゃうそんな自転車好きにはたまらないイベント!!
ブースによってはイベント限定で特価の商品を即売していることもあります!
そんなイベントを体験して、気になるブランドがいくつかあったので少しご紹介!
\サイクルモードライド大阪の様子はYouTubeでも紹介/
WHEELTOP(ホイールトップ)後ろ7段変速から電動化が可能と話題のブランド
1951年に中国で設立された、クランクセットやドライブトレインパーツを供給するメーカー。数多くの自転車メーカーが採用した実績を持っている世界的な企業。日本ではKhodaabloomを販売しているホダカ株式会社が代理店を行っています。
今回サイクルモードライド大阪2024では【EDSシリーズ】を実際に体験可能でした!
【EDS TX】シリーズはドロップハンドル用ワイヤレス電動コンポーネント、特筆すべきは7Sから13Sまで対応するという変速数の対応幅。
「昔乗っていたロードバイク、コンポーネントが古くて治せなかったけどこれがあれば乗れる!」そんな方が増えそうなユニークなシステムだと感じます。
ブレーキにはワイヤータイプ・油圧タイプのどちらもラインナップがあり、選択肢を狭めません。最新のフレーム規格にも対応し、低コストの電動変速バイクを作ることも可能です。
【EDS OX】EDSシリーズのフラットハンドルモデル。手の小さ目な人も使いやすいショートストロークスイッチを搭載。
スプロケットのサイズに合わせて3種類のケージサイズが存在、ロングケージ(キャパシティ42T)・ミドルケージ(キャパシティ32T)・ショートケージ(キャパシティ22T)。
中国メーカーというとどうしても中華カーボンフレーム等の悪いイメージが先行しがちですが、実際に触ってみて安かろう悪かろうでは無いなと感じました。
SHIMANOやSRAMなどのメジャーブランドに比べると劣るところもありますが、SHIMANO・SRAMなどでは無しえない変速数の対応幅。
これからバラ完をしたい人だけではなく、思い入れのある昔の自転車を持っている人にももう一度乗る事が出来るチャンスを与える事が出来る、そんな希望が詰まったパーツだと感じました。
SEA SUCKER(シーサッカー)気軽・手軽に車載キャリア取り付けが可能
次にご紹介するのは、車用自転車積載アイテムの【SEA SUCKER(シーサッカー)】です。アメリカのフロリダ州で2005年に誕生した。"バキュームマウント"を使用したマリンアクセサリーからスタートしたブランド。 アメリカ本国では大手カーディーラーのディーラーオプションに採用されるほどの信頼を得ているバキュームマウント(真空マウント)。このマウントは4.5インチで54kg、6インチで95kgの引張強度に耐えることが可能。
またUCI(国際自転車競技連合)のオフィシャルサポーターとしてサイクルキャリアを供給しています。
車載時にはこんな感じ👆になります。
取付位置はボンネット上もしくはボンネットとトランク上になり、前側にフォークマウント付きの台座を固定し、後ろ側は真空マウントにタイヤを固定。
正直、真空マウントだけを見ると「ほんとにこんなもので固定されるのか?」と思ってしまいがちですが、ガッチリと固定されており安心できる固定力を実感◎
最近では、車に自転車を車載するスタイルが多くなってきています。いろんな車載アイテムが出る中でこの【SEA SUCKER(シーサッカー)】は車の形状に縛られにくく取り付け取り外しも簡単。
常時車載のスタイルでなければとても使いやすい車載バイクラックです。
GROWTAC(グロータック)油圧ディスクブレーキに負けない卓越したメカニカルディスクブレーキで一世風靡したブランド
元々はシマノとカンパのコンポミックスを可能とするパーツ「イコールプーリー」や3本ローラーなどの商品が人気の【GROWTAC(グロータック)】でしたが、最近では高精度なメカニカルディスクブレーキの「EQUAL」が人気のブランド◎
GROWTACのCONTROL LEVERは、機械式のディレイラーであればシマノだろうがスラムだろうがカンパだろうがMTBコンポだろうが変速段数の縛りもなく変速操作が可能です。
ノーインデックスのモードでダブルレバーのように操作できることが一番のメリットでしょうか。
注意しなくてはいけない点としては「キャパシティー」や「スラント角」。そこさえクリアできれば10速のRDで12速スプロケも可能!
WHEELTOPはレバー・FD・RDを丸ごと変えることでクランクや変速数が7速から使えるのに対し、GROWTACはこのレバーさえあれば昔のものでも最新の規格でも何でも使えます。
更に、ビンディングペダルの展示を発見!
高精度・高機能な製品を生み出す「GROWTAC」。このビンディングペダルも例に漏れず「Qファクター」「前後位置」「カント角」「スタックハイト」「クリート角」の調整が可能。
かなり調整幅が広く多い為、ベストな調整にするには時間をかけてじっくりとポジションを煮詰めることが大切になりそうです。
GROWTAC社が代理店をしているブランド「Magene(マージーン)」も展示されていました◎
「Magene(マージーン)」からは「パワーメーター付きクランクセット」「インテリジェントテールライト」「レーダーテールライト」など、個性的な製品を展示。
KNOGの隣にはLEZYNEブースが設置。
自由に光り方をカスタム出来るテールライトに、後続車との距離を感知し存在のアピールがしっかりとできて安全確保に繋がるレーダーテールライト等、今までにありそうでなかった個性的な機能を持った商品!
KNOG(ノグ)カジュアルながらも高性能!他にないアクセサリーを提案し続けるブランド
当店でも古くから取り扱いがあり店頭にも展示している「KNOG」。 「KNOGのオシャレなベルと言えば」のOiベル。 いつ聞いても高級感のあるいい音色。自転車に取り付けてもデザインからあまり安っぽく見えないのがOiベルの良い所ですね。クロモリフレームのクラシックデザインにはもちろんのこと、普段使いのクロスバイクからロードバイクまで、最近ではグラベルバイクとの相性も良しです。
保安部品として必ず取り付けなくてはならない部品でありながら見た目にもこだわることのできる製品として、オススメの一つです。 新製品として、SCOUT TRAVELも展示されていました。 ボトルケージ穴を利用せず、ストラップで取り付けが可能。自転車だけではなくスーツケースやカバンなど身近なものに取り付けることが可能になりました。
今までのSCOUTは電池式でしたが、NEWモデルはUSB充電タイプ。充電が必要なタイミングもSCOUTからiphoneへの通知機能付き◎いつの間にか充電切れててセキュリティ効いてない!何てことが無いように考慮してアップデートされています。
LEZYNE(レザイン)高級感あるアルミ削り出しアイテムが所有欲を高めるブランド
LEZYNEといえば、アルミ切削の技術が高く、CNCアルミ削り出しのフロアポンプ・携帯ポンプ・携帯工具・ライトなど高級感あるラインナップが好印象◎
アルミ削り出しということもあり見た目にオシャレな製品が多いです。
カラーチョイスもグラベルバイクに合わせやすいアースカラーを採用。普段のクロスバイクにも使いやすそうなポップなラインナップとなっています◎
防水性能や耐衝撃性能が優秀で、防水はIPX7で10mの水深に30分沈めても大丈夫な防水性能。耐衝撃性能も10mの高さから落としても何ともなかった優秀なライトです。
MUC-OFF(マックオフ)インパクトあるデザインと信頼ある洗浄力。クリーニング用品では人気No.1ブランド
最近ではチューブレスに対してとても評判の良いMuc-Offのブースにお邪魔してみました。 ブースでは車体の洗浄に使用されるクリーナー製品から、ドライブトレイン関連のクリーナーまで幅広い製品群の展示がされていました。ドライブトレインクリーナーは店でも愛用していて、ばっちり汚れが落ちてくれるので信頼できる商品◎
「チェーンやスプロケ周辺の汚れを落としたい」って言われた時には「ドライブトレインクリーナー一択です」とおすすめしています。
チューブレスをするにあたりシーラントの選択って結構重要だと思いますが、このシーラント性能の体験を元にMuc-Offのシーラント性能が改めて優秀だと感じる事が出来ました。
シーラントにはラテックスの細かい粒みたいな物が含まれていたりと穴を塞ぐための工夫を知れたのも良かった◎
Panaracer(パナレーサー)信頼の技術とコストパフォーマンスに優れたタイヤブランド
主力商品GRAVELKINGがリニューアルしたNEW GRAVELKINGは個人的にも楽しみだった商品の一つ◎
X1は、よりオンロードからグラベル寄りに比重を置いたようなモデル。センタートレッドは転がり抵抗を少なくし、サイドノブは少し高めにグリップと走破性を高めたモデルですね。
RモデルはサイドカラーにNEWモデルから設定された「アンバーカラー」が採用。今までの濃いブラウンと違い、薄めのベージュとなっています。個人的には里山や田園に馴染むカラーで好みです!
QUOC(クオック)イギリスらしいデザインと高クオリティなシューズブランド
最後にご紹介するのはビンディングシューズブランドのQUOC(クオック)。 デザイン性と快適性を両立したビンディングシューズづくりを目指すイギリスのブランド◎アウターソールにはUDカーボンを採用し踏み込んだ時の力が逃げにくいように剛性を高めているとの事! SPD-SLなどの3つ穴用ビンディングシューズは、グラベルでも使えるように開発された「ESCAPE Road」。
カーボンコンポジットソールを備え長距離ライドも快適に走れるようにちょうど良い剛性になっている。アッパー素材には汚れても汚れが落ちやすいようにPU素材が採用されています。
クロージャーを装備し、ソールのトレッドもマッドな路面でもしっかりと歩けそう。
何より、デザインがお洒落!ビンディングシューズにおける履きやすさ履いていて疲れにくい等の要素も大切ですが、シューズというジャンルで言えばファッション性が強く個性にも反映されやすいアイテムであるということは間違いありません。
展示を見ていて個人的にも欲しくなってしまいました。次のビンディングシューズはこれにしようかな・・・
長々と紹介してしまいましたが、この「サイクルモードライド大阪2024」この記事で取り上げたのは本当にほんの少し(恐らく10%も紹介できておりません)
なので是非この記事で気になった方は4月の「サイクルモードTOKYO」や来年に開催されるであろう「サイクルモードライド大阪2025」へ足を運んでみてください!!
お祭り気分で行ってもらえると楽しめると思います!