日常(通勤/通学)使いにピッタリで、昨今ポピュラーとなった油圧ディスクブレーキ採用モデルを絞って5車種ご紹介します!
普段の生活で、「通勤/通学の片道距離が結構長い」や「ほぼ毎日使う」という方や「休日、ちょっと遠出(サイクリング)してみたい」と考える方にピッタリなモデルばかりです!
油圧ディスクブレーキとは
従来のクロスバイクのブレーキと言えば「Vブレーキ」が最もポピュラーな規格でしたが、油圧ディスクブレーキが採用された日常使い向けクロスバイクも、最近ではかなり定番化されてきました。
【油圧ディスクブレーキとは】
ブレーキレバーの操作をオイルの圧力を利用して、キャリパー内のパッドをローターに押し当てスピードをコントロールするブレーキシステム。自動車やオートバイも同様の構造と性能の高いブレーキになっています。
【油圧ディスクブレーキのメリット】
・少ない握力でもしっかりとブレーキをかけることが出来る。
・気温の低い状態や長時間でのブレーキングでも握力の消耗を抑制できる。
・雨天などの悪天候でも制動力を落としにくい。
・リムの消耗を抑制できる
・タイヤの径や太さの選択肢を広げる事ができる
・引きしろ調整が不要
【油圧ディスクブレーキのデメリット】
・メンテナンスには専門的な知識が必要となる
・イニシャルコストがVブレーキよりも高くなる
といった様にメリットとデメリットがあります。
そう言った中で、「日常使い用途としてはオーバースペックなのでは?」と感じられている方も多いかと思います!
確かに、そこまでスピードを出す事が出来ない街中では、油圧ディスクブレーキ程の制動力を必要としない方も多いかもしれません。
しかしながら、街中用途のクロスバイクとはいえシティサイクルよりもスピードが簡単に出てしまう車種。自転車には、"スピードが出せる"に比例して"しっかりとコントロールが出来る"が必要とされている性能となります。
また、従来のVブレーキよりもメンテナンス頻度が少ないという点も日々の生活でヘビーに使われる事を考えると、オーバースペックとは言えずむしろオススメできるスペックだと言えます。
▼【2025年モデル】有名ブランド油圧ディスクブレーキクロスバイク紹介
BRIDGESTONE ANCHOR RL1 油圧式(ブリヂストンアンカー/RL1 油圧式)
コスパ最強!安定のBRIDGESTONEクロスバイク
【メーカー希望価格】¥74,000(税込)
【カラー(全4色)】オーシャンネイビー、ヘイズホワイト、ミッドナイトブラック、ストリームターコイズ
【サイズ(適応身長目安)】420(150-165cm)、470(160-175cm)、520(170-185cm)
【車体重量】11.7kg(470mm)
日本の代表的な自転車メーカー「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」のスポーツ専門ブランド「ANCHOR(アンカー)」の定番クロスバイク「RL1」。BRIDGESTONEの自転車と言えば、「高品質で安心できるがちょっと高い」と思われる方も多いかもしれませんが、このRL1は同価格帯クロスバイクでは私の知る限りでは最もコストパフォーマンスに優れたモデル。今年からクロスバイクを始めたいと思われている方には一番安心しておすすめできるモデルです!
- コスパ:★★★★★
- スペック:★★★★★
- サイクリング:★★★
- 街乗り:★★★
- 安定性(操作性):★★★★
-
拡張性:★★
- 「カギ」「前ライト」「スタンド」に加え「3年間盗難補償付き」とオールインワンでコストパフォーマンスが抜群!
- 殆どのパーツをシマノ社製で統一した高品質なアッセンブル!
- 重心位置を下げたフレーム設計で走行安定性が高い!
- カゴ、泥除けフェンダー等の後付け系アクセサリーの互換性が低い
KhodaaBloom RAIL DISC(コーダーブルーム/レイルディスク)
迷ったらコレ!軽量性+安定性+拡張性と失敗の少ないクロスバイク
【メーカー希望価格】¥79,970(税込)
【カラー(全4色)】マットダークブルー、マットダークグリーン、マットソリッドグレー、マットブラック
【サイズ(適応身長目安)】400(155-170cm)、 440(165-180cm)、 480(170-190cm)
【車体重量】10.5kg(480mm)
同価格帯クロスバイクの中でトップクラスの軽量なクロスバイク。せっかくクロスバイクを買うなら軽い方が良いと思われている方におすすめしたいモデル!「通勤/通学での走行距離がちょっと長い」や「今後泥除けフェンダーやバスケット等取り付けしたい」と利便性を求める方にもおすすめです!
更に、当店では10%OFFなので、コスパ最強のRL1と同等価格で購入出来るのもポイント!
- コスパ:★★★★
- スペック:★★★★★
- サイクリング:★★★★
- 街乗り:★★★
- 安定性(操作性):★★★★
- 拡張性:★★★★★
- 同クラス帯クロスバイクの中でトップクラスに軽量なモデル
- 殆どのパーツをシマノ社製で統一した高品質なアッセンブル!
- センタースタンド台座と各所のボルト台座が配備され拡張性が高い!
- 「前ライト」「スタンド」が標準装備でコスパが良い
- 軽量モデルの反面で加速性が少し弱い
GIANT ESCAPE R DISC(ジャイアント/エスケープRディスク)
クロスバイクの代名詞「ESCAPE R3(エスケープR3)」のディスクブレーキモデル
【メーカー希望価格】¥77,000(税込)
【カラー(全4色)】ブルー、コールドアイアン、マットシルバー
【サイズ(適応身長目安)】XXS(140-160cm)、XS(155-170cm)、S(160-175cm)、M(170-185cm)
【車体重量】12.0kg(S)
クロスバイクの王道といえば「ESCAPE R3(エスケープR3)」。その油圧ディスクブレーキ版がこの「ESCAPE R DISC」です。クロスバイクの良いとこ取りをしたフレーム設計は、万人から評価が高く、過度の無い扱いやすいモデルと言えます。2025年モデルよりフルモデルチェンジしスポーツ性能は落としたものの扱いやすさは向上!
- コスパ:★★★
- スペック:★★★
- サイクリング:★★★
- 街乗り:★★★
- 安定性(操作性):★★★★
- 拡張性:★★★
- 2025年でフルモデルチェンジした新型モデル
- 日常使い用クロスバイクの代表作
- シンプルなデザインとクロスバイクの王道設計と安定したモデル
- 小柄な方向け、身長140cmから対応したサイズ展開
- 女性向けモデルLiv ESCAPE R W DISCも展開
- シマノ社製パーツの採用率が低い
- フロントフォークがスチール製と車体重量が重め
※GIANTはメーカーの意向によりインターネット販売が禁止されております。
GIOS MISTRAL DISC(ジオス/ミストラル ディスク)
2025年モデルで完全リニューアル!新MISTRAL DISC
【メーカー希望価格】¥83,600(税込)
【カラー(全2色)】GIOS BLUE、GRAY
【サイズ(適応身長目安)】450(155-170cm)、500(170-180cm)
【車体重量】
2025年で初のフルモデルチェンジをしたGIOSの定番クロスバイク!海外ブランドでありながら、日本の自転車パーツブランド「SHIMANO(シマノ)」をふんだんに採用した高品質なパーツ構成が魅力。またチェーンステー長が今回紹介した中では最も短く設計され、踏み出しの軽快さとカーブでの安定性は随一!街中の信号が多い場面で活躍してくれるモデル。
- コスパ:★★
- スペック:★★★★★
- サイクリング:★★★
- 街乗り:★★★★
- 安定性(操作性):★★★★
- 拡張性:★★★★
- シマノ社製パーツを多く取り入れた高品質アッセンブルモデル
- チェーンステー長を短めに設計し、ストップ&ゴーに有利
- カラーとサイズのバリエーションが少ない
- 他モデルと比較して、やや高い
Fuji RAIZ DISC(フジ/ライズディスク)
こだわり派にピッタリ!5カラー、5サイズに拡張性の高いフレーム性能!
【メーカー希望価格】¥85,800(税込)
【カラー(全5色)】Off White、Neon Yellow、Bronze、Matte Black、Matte Silver
【サイズ(適応身長目安)】15"(154-164cm)、17"(162-172cm)、19"(170-180cm)、21"(178-186cm)、23"(184-192cm)
【車体重量】11.2kg
今回紹介したモデルの中で最もカラーとサイズバリエーションが豊富なモデル。ピッタリなサイズ感と好みのカラーと選択幅の広いFujiのRAIZ DISC。特に高身長な方にとっては希少なサイズ展開。更には、泥除けフェンダーやバスケットなど拡張性も高く、こだわりのカスタムも容易◎最も個性が出せるモデルと言えます。
- コスパ:★★
- スペック:★★★★
- サイクリング:★★
- 街乗り:★★★★
- 安定性(操作性):★★★
- 拡張性:★★★★★
- シマノ社製パーツを多く取り入れた高品質アッセンブルモデル
- 5カラー、5サイズとバリエーション数がトップクラス
- 高身長な方向け、192cmまで対応サイズ有!
- センタースタンド台座に各所ボルト台座完備で拡張性が高い
- バリエーション数と拡張性からカスタムと相性が良い
- 重心位置が高く、漕ぎ出しがスムーズ
- ヘッドチューブ長が短く、ポジションが前傾姿勢になりやすい
2025年 日常使いクロスバイク(油圧ディスクブレーキ)のまとめ
- コスパで買うなら「ANCHOR RL1 油圧式」がオススメ!
- 軽さで買うなら「KhodaaBloom RAIL DISC」がオススメ!
- クロスバイクの王道or小柄な身長なら「GIANT ESCAPE R DISC」がオススメ!
- クイックな走行性能が欲しいなら「GIOS MISTRAL DISC」がオススメ!
- こだわりの1台が欲しいor高身長なら「Fuji RAIZ DISC」がオススメ!
今回ご紹介したモデルは、ほんの一部!
以前に当サイトで「クロスバイクの選び方」を記事にしましたが、クロスバイクは「価格/スペック/走行性能」と各社個性を出して開発されています。
「ママチャリの代表品」としてクロスバイクが欲しいのか、「普段使いをより軽快に走りたいのか」もしくは、「ちゃんとスポーツとして走りたいのか」・・・等々。意外とクロスバイク選びは奥が深い物。
これからクロスバイクの購入を検討されている方は、ご参考に頂ければ幸いです!