クロスバイクの定番モデルとなりつつある「KhodaaBloom RAIL」の2025年モデルが発表されました!!
日本人の体形とライフスタイルに合わせ開発されたクロスバイク「RAIL(レイル)」ですが、ラインナップ数もかなり多くどれを選んでいいのか迷いがち!
2024年モデルでも選び方をお伝えしましたが、2025年モデル発表を受けおさらいをしながらご紹介したいと思います!!!
▶2024.KhodaaBloom RAILの選び方詳細記事はコチラ
コーダーブルームのクロスバイク「RAIZ(レイル)」とは・・・
●RAILシリーズの共通点
①:フレーム重量
ディスクブレーキ用、リムブレーキ用、ミニベロ用と若干形は違いますが、シリーズ共通で重量剛性比のバランスに長けたトリプルバテッド成型のKhodaabloom独自アルミ「EAST L」が採用。
クロスバイクのVブレーキ用フレームで1350gは、もはやアルミロードバイク並みの軽量と言えます!
- そして、スムースウェルディング加工(溶接部を手作業で研磨)が施され、見た目の美しさに加え耐久性の向上が期待できます。
また、ジオメトリーでもKhodaabloomが考える「日本人が日本を走るのに最も適した設計」が詰まっています!
単にクロスバイクと言っても、それぞれに走行性能の"味付け"が違っており、アメリカのメーカーは「広大な平地に適した設計」な物が多かったりします。
対して、日本では「街中のストップ&ゴー」「急な坂道」と高速巡行する機会が少ないし、突如として坂道が出現したり・・・だけど大抵アスファルト舗装がしっかりとされている等。日本特有の道路事情がありますね。
そういった環境に配慮し設計されたフレームと言えます!!
●実際の乗り心地は・・・?
ポピュラーなモデルと比較して、ホイールベースを長めにとっていて直進安定性に長けた仕様。加え軽量性としなやかさに配慮された乗り味が魅力的◎
ただし、「軽量性としなやかさ」でのデメリットもあり・・・ペダルを踏み込んだ時の力を推進力に転換させることはちょっと苦手。
ガシガシ踏み込むような乗り方よりも、持ち前の軽量性を活かして、ペダルをクルクル回しながら快適なライドが良い感じ◎
●コストパフォーマンスについて
そして、Khodaabloom社のラインナップの殆どはユーザーライクな価格設定というのも魅力的。同クラス帯モデルとしては、パーツ構成がしっかりとしながらも割安な設定◎
また、付属パーツも豊富というのもKhodaaBloomのコスパが良いと言われる理由の一つ。
RAILシリーズのディスクブレーキモデルでは、2024年モデル同様に「スタンド」「フロントライト」が標準装備。
リムブレーキ(Vブレーキ)モデルは、残念ながら2025年モデルより「フロントライト」の付属は廃止され、「スタンド」のみが標準装備となりました。
2025年KhodaaBloom RAILシリーズ一覧と選び方
RAIL DISC EX LMITED(限定モデル) |
RAIL DISC EX(継続モデル) |
RAIL DISC(継続モデル) |
RAIL LIGHT(新規モデル) |
RAIL ACTIVE(新規モデル) |
RAIL ST(新規モデル) |
2025年モデルRAILシリーズとして発表されたのは全6車種。2024年モデルでは全12車種だったのに対して半減した事になります。
Shimano GRX採用モデルが廃番、限定モデルの縮小、ミニベロが廃番となり、所謂"変わり種系"が縮小された形となりました。
また、新規モデルについてもフレーム設計に変更は無く、パーツ構成やカラーの変更に留まった。
ディスクブレーキモデル・・・基本的には2024年の継続モデル。価格を含め変更が無い事となります。ただし、一部生産終了とメーカーで表示されている物が出ている事から2025年の期中で新モデルを発表する可能性があります。
リムブレーキ(Vブレーキ)モデル・・・価格や仕様変更があります。細かくはモデル毎で紹介しますが、価格が上がり付属していた「フロントライト」が廃止されるなど、コスパに影響する内容となります。
●RAILシリーズの選び方
かなりラインナップを縮小されたと言っても、同じシリーズで6車種もリリースしているブランドは少なく、初めてのクロスバイク選びとしては多い。そこで、簡単にRAILシリーズの選び方をご紹介します!
まず、KhodaaBloomのクロスバイク「RAIZ」シリーズは共通して「軽量+ロングホイールベース」である点から、瞬発的な速度アップよりも長い距離を一定の速度で走り続ける事を得意とするクロスバイク。
また、ヘッドチューブ長が長くアップライトなポジションも相まってハンドル操作性が良い点から、初心者も安心して乗れるモデルになっています。
そういったRAILの個性と言われる乗り味にグレード毎で違うパーツ構成と価格が乗られる方にとって過不足の無いスペックである事が選び方になってきます。
【過不足の無いスペックは?】
まず、ブレーキが2種類から選べます。クロスバイクでポピュラーな「リムブレーキ(Vブレーキ)」と昨今Vブレーキと代わり定番となりつつある「油圧ディスクブレーキ」
油圧ディスクブレーキは、軽い力でしっかりとブレーキコントロールが出来る事や悪天候でも制動力をキープしてくれるメリットがあります。加え、Vブレーキと比較して消耗品の交換頻度が少ない点も嬉しいポイント(一回のメンテナンス費はVブレーキの方が安価ですが、頻度を下げられる事から油圧ディスクブレーキの方がメンテナンス費が高いとは言い切れない)。
Vブレーキのメリットは構造がシンプルである点になります。少し勉強をすれば自分でメンテナンスが出来るというのは、出先等でのトラブル対策としても安心。またイニシャルコストを抑えられるのも嬉しいポイント◎
油圧ディスクブレーキモデルは「RAIL DISC EX」もしくは「RAIL DISC」のいずれか。
Vブレーキモデルでは「RAIL Light」「RAIL ACTIVE」「RAIL ST」のいずれかになります。
上記のメリットが自分にとって良い方を選んでいただくのが吉〇
続いて、グレードの違いですね。日常使い(所謂ママチャリの代用品)としては、全てのモデルは必要十分すぎる性能を持っているのでご予算に合わせて選んでいただければOK!
後は、サイクリング等のアクティビティとして活用したいかどうかですね。
・日常使い全振りなら「RAIL ST」
・日常使いだけど普段の距離が長いやたまにライトなサイクリングをしたいのなら「RAIL ACTIVE」や「RAIL DISC」がお勧め。
・日常でも使うけど、サイクリングをちゃんとしたい方は「RAIL Light」や「RAIL DISC EX」
クロスバイクは安いからロングライド出来ないという事はありません。あくまでもスペックはライダーの補助的な存在。結局はライダーの身体能力次第にはなりますね。
ただ、ブレーキだけはスペックが必要。安全の為、距離や速度に応じた性能はちゃんと見極めて頂いた方が良いですね!
2025.KhodaaBloom RAIZ DISC EX LIMITED
【メーカー希望価格】¥108,900(税込)
【カラー(全1色)】ブラック&レッド
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190mm)
RAILシリーズの上位グレードである「RAIZ DISC EX」の限定カラーモデル。カーボンフォークやタイヤ、変速ギア等ポピュラーなクロスバイクの1ランク上のパーツ構成が採用され、サイクリングを目的とするユーザーにもピッタリな仕様◎
2025.KhodaaBloom RAIL DISC EX
【メーカー希望価格】¥108,900(税込)
【カラー(全2色)】コバルトブルー/ブラック、マットダークブラウン
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190mm)
2025.KhodaaBloom RAIL DISC
【メーカー希望価格】¥79,970(税込)
【カラー(全4色)】マットダークブルー、マットダークグリーン、マットソリッドグレー、マットブラック
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190mm)
2025.KhodaaBloom RAIL LIGHT
【メーカー希望価格】¥88,000(税込)
【カラー(全4色)】ソリッドホワイト、ライトニングレッド、ダークブルー、マットブラック
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190mm)、540mm(180-195cm)※540mmサイズはマットブラックのみ
2025.KhodaaBloom RAIL ACTIVE
【メーカー希望価格】¥72,600(税込)
【カラー(全4色)】ネオンイエロー、マットブラック、アズライトブルー、ミスティグレー
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190mm)
2025.KhodaaBloom RAIL ST
【メーカー希望価格】¥62,700(税込)
【カラー(全3色)】マットスレートブルー、マットブラック、ソリッドホワイト
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190mm)
2025.KhodaaBloomのクロスバイク「RAIL」のまとめ
- 軽量性と安定性に長けたアルミフレーム採用のクロスバイク
- シマノ社製パーツをふんだんに取り入れ安心度の高い構成
- 全モデル比較的にコストパフォーマンスが優秀
- まずはブレーキの仕様から選ぶのがオススメ!
- 「街中日常使い」~「サイクリング」で自分が目的としているクラスをチョイス!
- 油圧ディスクブレーキモデルは基本2024年モデルから継続
- Vブレーキモデルは2025年リニューアル。価格がちょっと上がってフロントライト付属が廃止
クロスバイクの定番モデルとなったKhodaaBloomのRAILシリーズ。
残念ながら2025年モデルではVブレーキモデルの値上がりと「フロントライト付属」の廃止とコストパフォーマンスが悪くなってしまいましたが、他ブランドと比較した場合では、まだまだ遜色のない価格設定。
「RAIL DISC EX」「RAIL DISC」「RAIL ST」辺りは、ライバルに負けていない(もしくはライバルが少ない)印象。
是非ご検討をよろしくお願い致しまーす。