グラベルロードバイクの先駆者的存在として親しまれてきた「JAMIS」の「RENEGADEシリーズ」が2024年モデルでフルモデルチェンジしました!
人気モデルがフルモデルチェンジって、今の評価を落とす可能性もあるのにビックリですね!
今回大幅変更により「グラベルをもっと遊ぶ」といったテーマを感じ取れる内容となっています!!
2024.JAMIS RENEGADE S4(ジェイミス/レネゲードS4)
【メーカー希望価格】¥192,500(税込)
【カラー(全3色)】DeepPurple、RareEarth、Rip Tide
【サイズ(適応身長目安)】48(158-168cm)、51(164-173cm)、54(172-180cm)、56(177-186cm)、58(184-192cm)、61(188-198cm)
RENEGADE S4のフレーム性能
旧モデルからの変更点では、フレーム設計が大きく見直されました。
元々完成度が高く、バランスの良いオールロードの様な性格だったのに対して、本作では、グラベルロードとしてもっと遊べるように進化しています!
フレームジオメトリー
フレームサイズ | 450(48) | 480(51) | 510(54) | 530(56) | 550(58) | 570(61) |
HA | 71 | 71 | 71 | 71 | 71 | 71 |
SA | 72 | 72 | 72 | 72 | 72 | 72 |
TT | 532 | 547 | 567 | 587 | 604 | 621 |
HT | 80 | 100 | 130 | 162 | 189 | 210 |
FC | - | - | - | - | - | - |
RC | 435 | 435 | 435 | 435 | 435 | 435 |
BB | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 |
FO | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 |
WB | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 |
SH | 731 | 754 | 783 | 808 | 830 | 850 |
SK | 527.5 | 545 | 575 | 605 | 630 | 650 |
RH | 360 | 370 | 380 | 390 | 400 | 410 |
適応身長 | 158-168 | 164-173 | 172-180 | 177-186 | 184-192 | 188-198 |
重心位置をかなり下げ、リーチを長く、リアセンターも少し延長。安定性と直進性を高めた仕上がり。
そして、タイヤクリアランスでは最大 45cまで対応する仕様となり、オフロードを抜群に楽しめるモデルとなっています。
フレーム素材は、安定の「REYNOLDS 520」クロモリチューブが採用。軽量性と耐久性に貢献◎
アイレット数は前作同様に万全◎
ダブルボトルケージ台座に加えトップチューブ上、ダウンチューブ裏、フォークブレード・・・
キャンプやツーリング、日常の街乗りにおいても荷物が積めるというのはやはり便利◎
ピュアロードでは中々荷物を積むのも難しい・・・日常生活で扱いやすさを含め一台何役も出来るロードバイクはグラベルロードバイクの特権◎
また、RENEGADEには内装ケーブル式のドロッパーシートポスト対応!オフロードをしっかりと走りたい方、街中のストップ&ゴー等にも役立ちます!
フロントフォークも45mmタイヤ幅に対応できる様にアップデート。当然ながら、ホイール固定は12mmスルーアクスルが採用。
また、フォーク先端にはフリップチップ仕様になっており、パーツを入れ替える事で、フォークオフセット値の調整が可能に
オフロードがメインのコースであったり、積載が多い場合は安定性を高める調整⇒よりクイックなハンドリングを高める調整と好みに調整できるのは嬉しいポイント◎
RENEGADE S4のパーツ構成
基本スペックはShimano SORA(2×9speed)が採用。ロードバイク入門グレードとはいえ、必要十分なスペック◎
前作では50-34tとロードバイク向けの重いギア比が採用されていましたが、今作では46-30tとグラベル仕様へとリニューアル。
アウター50tでトップギアをクロモリのグラベルで回す機会が少ない方って意外と多く、46tはフロントの変速回数を減らせられ、
軽いギアを増やすことで どんな道でも対応できると嬉しいポイントも多い◎
タイヤは前作WTB RIDDLER(700×37c)からWTB NANO(700×40c)へと変更。より悪路をフォーカスしグリップ力を高めた仕様◎
走るコースや個人の好みもありますが、バイクコントロールに自身の無い私にとっては、これぐらいノブがあってくれた方が安心◎
ハンドルはフレア控えめな「RITCHEY Baquiano Comp」癖が少なく、初心者でも扱いやすいよう配慮された仕様◎
また、ステムもRITCHEY社製が採用されており、所有欲を高めるアッセンブルです!
2024.JAMIS RENEGADE S4のまとめ
- よりオフロードをフォーカスしたフレーム設計へアップデート
- 日常使いからアドベンチャーまで守備範囲の広さは前作同様
- イニシャルコストを抑えつつも所有欲あるパーツ構成
- カスタム次第で自分らしさを高められるモデル
イニシャルコスト抑えつつも、自分流にカスタムし長く使っていけるクロモリグラベルロードというコンセプトは前作から引き継がれ
オールロードバイクというカテゴリが確立してきた昨今において、ロードバイク的なスポーティな走り方はオールロードにお任せ。JAMISとしてのお仕事はグラベルロードとして遊びまくるモデルを作っていく。そんな印象を感じた2024年モデルのRENEGADE。
オフロードを意識したアップデートではありますが、ダートしか走れないというわけでは無く、バランスの良さはしっかりと残され、あくまでもグラベルロードとしてヤンチャな遊びに対応できる懐深いって感じですね!