この自由度で8万円台。完成を決めないクロスバイク「narifuri CF02」

この自由度で8万円台。完成を決めないクロスバイク「narifuri CF02」

完成車だけど、完成していない。narifuri CF02は、そんな少し変わった立ち位置の自転車です。

エレベーテッドチェーンステーやスライドエンドを採用し、「今どう乗るか」よりも「この先どう付き合うか」を大切にした設計。

完成車でありながら、育てる前提で作られています。

そして2026年2月、メーカー価格が改定。 税込132,000円から、税込88,000円へ。
フレーム思想や構造はそのままに、価格だけが現実的な位置に落ち着きました。

この自由度で8万円台。 CF02は今、これまでとは違う見え方をする一台になっています。

 

- 目 次 -

 


【メーカー希望価格】¥88,000(税込)
【カラー(全4色)】Black、Light Gray、Desert、Olive
【サイズ(適応身長目安)】XS(154-164cm)、S(158-168cm)、M(164-174cm)、L(172-182cm)



価格改定で見え方が変わったCF02という存在

CF02は、もともと価格のわかりやすさで選ばれる完成車ではありません。

エレベーテッドチェーンステーやスライドエンドなど、量産モデルではあまり見かけない構造を採用し、完成車でありながら将来のカスタムまで見据えた設計。その成り立ちを見れば、むしろコストのかかる作り方をしているモデルです。

そんなCF02ですが、2026年2月よりメーカー価格が改定されました。
税込132,000円 ⇒ 税込88,000円。
ただし、フレーム設計や構造、思想が変わったわけではありません。

 

エレベーテッドチェーンステーやスライドエンドはそのまま残され、シングル化や内装変速、ベルトドライブといった拡張性も従来通り。

 

CF02は、仕様を簡略化して価格を下げたモデルではなく、バイクとしての価値は変えずに、価格だけが現実的な位置へと調整された一台です。この価格改定によってCF02は、個性的なバイクが好きな人だけの選択肢から、1台を長く使いながら乗り方を変えていきたい人にとっても、手の届く存在になりました。

最初は街乗りとして、そこから少しずつ手を加え、自分のスタイルに育てていく。 CF02は「今どう乗るか」よりも、「この先どう付き合うか」を考えたくなる完成車です。


「どう乗るか」を決めない、という完成車の考え方

CF02の本質は、スペック表の中にはありません。この自転車がいちばん大切にしているのは、「完成車でありながら、完成を決めない」という考え方です。

多くのスポーツバイク完成車は、用途や乗り方があらかじめ想定されています。
街乗り向け、ツーリング向け、スポーツ志向。

それに合わせてパーツ構成やフレーム設計が固められ、「このまま乗るのが正解」という答えが用意されています。

 

一方CF02は、その答えを最初から用意していません。エレベーテッドチェーンステーやスライドエンドといった構造は、見た目のインパクトのためではなく、将来の選択肢を狭めないために存在しています。

シングルスピード化や内装変速、ベルトドライブへの対応。ロード寄りにも、MTB寄りにも振れる余白。

これらはすべて、「今は決めなくていい」という設計思想の延長線上にあります。完成車の状態でも、街乗りとしては十分に快適。 けれどCF02は、そこがゴールではありません。

 

しばらく乗ってみてから、ハンドルを替えてみる。 タイヤサイズを変えて、走るフィールドを広げてみる。そんな変化を自然に受け止められるよう、フレーム側に余白が残されています。

クロスバイクに少し飽き始めた人。
最初から「完成形」を買うことに違和感がある人。
1台の自転車と、長く付き合っていきたい人。

CF02は、「今どう乗るか」よりも、「この先どう付き合うか」を考えたくなる完成車です。


自由な乗り方を受け止める、構造とスペックの裏付け

CF02の「どう乗るかを決めない」という考え方は、言葉だけのものではありません。その思想を成立させているのが、フレーム構造と現実的なスペックの組み合わせです。

象徴的なのが、左右非対称のエレベーテッドチェーンステーとスライドエンド構造。

チェーンステーがチェーンラインと干渉しない設計により、シングルスピード化や内装変速、ベルトドライブといった将来的な選択肢を無理なく受け止めます。

 

またスライドエンドによってリアセンターの調整が可能なため、走りのキャラクターを用途に合わせて変えていける点もCF02らしい余白です。

 

コンポーネントには、耐久性と扱いやすさを重視したSHIMANO CUES(1×10速)を採用。変速段数を欲張らず、日常使いからロングスパンでの使用を想定した構成は、カスタムのベースとしても非常に現実的です。

 

一方でCF02のフレームは、フロント多段化にも対応できる設計となっており、後からフロントダブル化するといったカスタムも視野に入ります。

 

油圧ディスクブレーキや700×40Cタイヤも、舗装路から多少のラフ路面までを無理なくカバーするための選択と言えるでしょう。

 

さらにキャリアやフェンダー、センタースタンドに対応する各種ダボ穴も装備。街乗り、通勤、ツーリングといった用途を限定せず、「必要になったら足せる」という余地が最初から用意されています。

 

CF02のスペックは、完成度を誇示するためのものではありません。 この先の変化を受け止めるための、静かな下地。 だからこそCF02は、時間をかけて付き合うほどに、その良さがじわじわと効いてきます。

 

※CF02のカスタム例(OLD MTB寄り/650B化など)を、過去の記事でご紹介しています。
実際にどこまで振れるのか気になる方は、参考としてご覧ください。

CF02 過去記事はコチラ


まとめ|CF02はこんな人に向いている

 

  • クロスバイクに慣れてきて、少し物足りなさを感じ始めた人
  • 最初から「完成形」を買うより、使いながら自分らしく育てたい人
  • カスタムや乗り方の変化を、気軽に楽しみたい人
  • 街乗りからツーリングまで、用途を限定せず使いたい人
  • 1台の自転車と、ライフスタイルの変化も含めて長く付き合いたい人

 

CF02は、完成車としての完成度を誇るタイプの自転車ではありません。
むしろ「ここから先をどう楽しむか」を考えるための、土台として用意された一台です。

たとえば、クロスバイクにしばらく乗ってみて、少し物足りなさを感じ始めた人。
走り方やスタイルを変えてみたいと思っても、次の一手が見えにくいと感じているなら、CF02の余白はちょうどいいはずです。

 

あるいは、最初から完成形を買うよりも、使いながら自分なりに仕上げていきたい人。
ハンドルやタイヤを替えたり、用途に合わせて少しずつ方向性を変えていく。
CF02は、そうした変化を前提に受け止められるフレームを持っています。

そして、1台の自転車と長く付き合いたい人。
今の使い方だけでなく、数年先のライフスタイルの変化まで含めて考えたい人にとって、CF02は「選び直さなくていい完成車」と言えるかもしれません。

 

価格が見直された今、CF02はより現実的な選択肢になりました。

それでもこの自転車の価値は、安さそのものではなく、付き合い方を決めつけない自由さにあります。

今どう乗るかよりも、この先どう付き合うか。CF02は、そんな視点で選びたくなる一台です。



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