軽くて、走りやすくて、信頼できる。そんな「ちょうどいいクロスバイク」を探しているなら、KhodaaBloom(コーダーブルーム)のRAIL ACTIVE(レイルアクティブ)をオススメします!
ロードバイク譲りの軽量アルミフレームと、主要パーツをSHIMANOで統一した確かな操作感。
街乗りから週末のサイクリングまで気持ちよく走れる万能モデルとして、RAILシリーズの中でも特にバランスの取れた1台です。
この記事では、RAIL STとの違いやフレーム設計・スペックの特徴を分かりやすく解説。
初めてのスポーツバイクを検討している方や、より快適に走りたい方に向けて、RAIL ACTIVEの魅力を詳しく紹介していきます。
2026.KhodaaBloom RAIL ACTIVE(コーダーブルーム|レイルアクティブ)

【メーカー希望価格】¥72,600(税込)
【カラー(全4色)】ネオンイエロー、マットブラック、アズライトブルー、ミスティグレー
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190cm)
KhodaaBloom RAIL STとACTIVEの違い|選び方のポイント

KhodaaBloom(コーダーブルーム)のクロスバイク「RAILシリーズ」は、モデルバリエーションが豊富で、初めて購入を検討される方が迷いやすいラインナップとなっています。
どのモデルを選ぶか迷った方は、過去の記事「RAILシリーズの選び方」をぜひ参考にしてみてください。
▶詳しくはこちら|[2025年版 KhodaaBloom RAILシリーズの選び方]
中でも特に迷いやすいのが、「RAIL ST」と「RAIL ACTIVE」の2モデル。ここではその違いを簡単にご紹介します。
- 普段の街乗り中心なら「RAIL ST」。
- もう少し長い距離を走ったり、スピード走行も楽しみたいなら「RAIL ACTIVE」がおすすめです。
まずはこの基準で選んでいただければ、用途に合った1台が見つかるはずです。
「RAIL ACTIVE」は、スポーツバイクブランドが手がける入門クロスバイクと同等のグレードを目指して開発されたモデルです。街中での走行はもちろん、休日に少し遠くまで出かけるサイクリングにも対応できるよう、パーツ構成がコーディネートされています。
一方の「RAIL ST」は、ACTIVEをベースに“街乗り専用”としてスペックを調整し、価格を抑えたモデルです。具体的には、「シフター」「クランク」「ブレーキ」などの主要パーツがACTIVEよりも下位グレードとなっています。
街中を走る分には大きな差を感じにくいですが、サイクリングなどで長距離を走った際には、その違いを実感できる内容です。
「どっちが正解?」と悩む方も多いRAILシリーズですが、どちらを選んでも“間違い”ではありません。日々のライドスタイルに合わせて選ぶことで、どちらのモデルもKhodaaBloomらしい軽快さと快適さをしっかり味わえます。
軽さと快適性を両立した、KhodaaBloomらしい設計

RAILシリーズは、ディスクブレーキ仕様とリムブレーキ仕様の違いこそありますが、基本的には全モデルで同一フレームを採用しています。
そのフレームには、ロードバイクと同じ規格のアルミパイプ「EAST-L」を使用し、さらにトリプルバテッド成型を施すことで、軽量性と剛性のバランスを両立。クラス最軽量クラスの仕上がりとなっています。
同価格帯の他社クロスバイクと比べても、ひと踏みで感じる軽さが際立つ――それがRAILシリーズの大きな特徴です。
フレームジオメトリー

| フレームサイズ | 400 | 440 | 480 |
| HA | 71.5 | 71 | 70.5 |
| SA | 75 | 74 | 73.5 |
| TT | 525 (400) | 550 (440) | 580 (480) |
| HT | 135 | 150 | 160 |
| FC | 581.8 | 611.6 | 641.5 |
| RC | 450 | 450 | 450 |
| BB | 65 | 65 | 65 |
| FO | - | - | - |
| WB | - | - | - |
| SH | - | - | - |
| SK | - | - | - |
| RH | - | - | - |
| 適応身長 | 155-170cm | 165-180cm | 170-190cm |
フレームジオメトリーは、ホイールベースをやや長めに取り、重心位置を高めに設計。漕ぎ出しの軽快さとスピード感を維持しながら、直進安定性にも優れたバランスの取れた設計となっています。

さらに、ヘッドチューブ長は一般的なクロスバイクよりもやや長めに設定。上体が起きた姿勢を取りやすく、身体への負担を軽減しながら、ハンドル操作もしやすい快適なポジションを実現しています。

ここまで読むと「軽さこそ正義」と思われるかもしれませんが、もちろん弱点もあります。軽量化のためにフレームパイプを薄く成型している分、剛性はやや控えめ。そのため、ペダリング時にわずかなパワーロスを感じることがあります。
脚力に自信のあるライダーにとっては、踏み込みがやや柔らかく感じられる場面もあるかもしれません。
確かに、極限まで軽量化されたフレームは剛性面でわずかにしなやかさを感じます。 しかしそれは、日常使いや長時間のライドで“疲れにくく、扱いやすい”乗り味を実現するための設計思想でもあります。
KhodaaBloomは単なる軽さ競争ではなく、日本のライダーが快適に走り続けられるバランスを追求していると言えます。
実用性と信頼性”を兼ね備えたベーシックスポーツバイク

RAIL ACTIVEの基本スペックは、SHIMANO製コンポーネントを採用した2×8スピード仕様。クロスバイクとして最もポピュラーな構成です。
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少し前まではフロント3段変速が主流でしたが、最近では一番小さいギアを使う機会が少ないことから、フロント2段が標準的な仕様となっています。
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ACTIVEの嬉しいポイントとしては、ブレーキ本体やクランクがSHIMANO社製で統一されていること。信頼性と操作感の良さを両立した仕様です。
一方、ワンランク下のRAIL STは価格を抑えた分、異なるメーカーのパーツが組み合わされています。そのため、ブレーキの握り心地や変速のスムーズさ、ペダルを踏み込んだときの反応などに差を感じるポイントと言えます。
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ホイールには一般的で信頼性の高いアルミ製ホイールを採用。固定方式はスキュアーナットとクイックリリースの両方が付属しており、用途や好みに応じて選べる仕様となっています。
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サイドスタンドは標準装備されており、購入後すぐに使える実用的な仕様です。
また、RAILシリーズ全モデルにはセンタースタンド用の台座も備わっているため、後からセンタースタンドに交換するカスタムも簡単に行えます◎
スペック表
| タイヤサイズ | 700c | |
| 変速数 | 2×8speed | |
| ペダル | 付属 | |
| スペック | フレーム | “EAST-L” アルミトリプルバテッド, BSA, 130mm クイックリリース, Vブレーキ |
| フォーク | アルミ 1-1/8 inch, 100mm クイックリリース, Vブレーキ | |
| クランクセット | SHIMANO FC-TY501-2 46x30T 170mm チェーンガード付き | |
| BB | シールドベアリングスクエアテーパーカートリッジBB | |
| Fメカ | SHIMANO FD-TY606-L | |
| Rメカ | SHIMANO RD-M310 | |
| シフター | SHIMANO SL-M315 | |
| スプロケット | SHIMANO CS-HG200-8 12-32T | |
| ブレーキレバー | TEKTRO CL520 | |
| ブレーキ | SHIMANO BR-T4000 | |
| タイヤ | MAXXIS DETONATOR 700x32C BK/BK, 仏式, バルブ長48mm | |
| ホイール | F.ホイール:28H OLD:100mm, スキュワーナット R.ホイール:28H OLD:130mm, スキュワーナット |
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| ハンドル | アルミ 560mm φ31.8 | |
| ステム | アルミ 7° 90mm φ25.4 | |
| ヘッドセット | - | |
| サドル | オリジナルクッションサドル | |
| シートポスト | アルミ 350mm φ27.2 | |
RAIL ACTIVEは、街乗りにもサイクリングにも対応できるオールラウンドなスペックが魅力。
主要パーツをSHIMANOで統一し、軽快な変速と確かな制動力を実現。さらに、アルミホイールや標準装備のスタンドなど、細部まで実用性が考えられた設計です。
初めてのスポーツバイクとしても、長く安心して使える完成度の高い一台です。
まとめ|軽さ・快適さ・信頼性をバランス良く備えた万能クロスバイク
- ロードバイク譲りの軽量アルミフレーム「EAST-L」を採用し、ひと踏みで軽快に進む走行感
- やや長めのホイールベース&高めの重心設計による、直進安定性と扱いやすさの両立
- 主要パーツをSHIMANOで統一し、確かな変速性能と制動力を実現
- スキュアーナット/クイックリリース両対応のホイール&スタンド標準装備
- センタースタンドへのカスタムも可能な拡張性

RAIL ACTIVEは、軽さ・快適性・実用性の3拍子が揃った万能クロスバイク。
街乗りから週末のサイクリングまで幅広く対応し、初めての1台としても、長く付き合うパートナーとしても頼れる存在です。
“日本の道にフィットするスポーツバイク”というKhodaaBloomのコンセプトを体現した、完成度の高い一台と言えるでしょう。










