「長く安心して使えるクロスバイクを選びたい」なら、GIOS の定番モデル MISTRAL ALEX は、かなり堅実な選択です。
派手な軽さや装備で目を引くタイプではありませんが、ブレーキ・クランク・ホイールハブまでSHIMANO製で統一された耐久性重視の構成、そして街に自然と馴染むシンプルなデザイン。
毎日使うことを前提に、「後から差が出る安心感」をしっかり考えて作られた一台です。
本記事では、2026年モデルで進化したポイントやスペックの考え方、 同価格帯クロスバイクとの違いを整理しながら、 MISTRAL ALEXがどんな人に向いているのかを分かりやすく解説していきます。
2026.GIOS MISTRAL ALEX(ジオス|ミストラル アレックス)

【メーカー希望価格】¥68,200(税込)
【カラー(全4色)】GIOS BLUE、MATT BLACK、WHITE、GRAY
【サイズ(適応身長目安)】40(150-160cm)、43(155-170cm)、48(165-180cm)、52 (175-185cm)
ハイドロフォーミング化とデザイン変更による進化ポイント

老舗イタリアブランド GIOS の定番クロスバイク「MISTRAL」は、昨年ついにフルモデルチェンジを実施。
長年親しまれてきた安心感はそのままに、現代的なクロスバイクとしてアップデートされました。
フレームジオメトリー

| フレームサイズ | 40 | 43 | 48 | 52 |
| HA | 70.5 | 71 | 71.5 | 72 |
| SA | 75 | 75 | 74 | 73 |
| TT | 515 | 525 | 545 | 565 |
| HT | 105 | 115 | 130 | 155 |
| FC | - | - | - | - |
| RC | 425 | 425 | 425 | 425 |
| BB | - | - | - | - |
| FO | 40 | 40 | 40 | 40 |
| WB | - | - | - | - |
| SH | 720 | 732 | 757 | 794 |
| SK | - | - | - | - |
| RH | - | - | - | - |
| 適応身長 | 150-160cm | 155-170cm | 165-180cm | 175-185cm |
フレームジオメトリー自体は旧モデルから大きく変えず、街中での移動を快適にこなせる、扱いやすさ重視の設計を継承しています。

ヘッドチューブはやや長めに設定され、コラムにも余裕を持たせた設計。
自然と上体が起きるアップライトなポジションになり、クロスバイクが初めての方でも無理なく乗り出せる仕様です。

チェーンステーはやや短めで、重心位置も街中で扱いやすいバランスに設定。
信号の多い市街地でもスムーズな漕ぎ出しと軽快な加速感を味わえる、クロスバイクらしい走りが魅力です。

旧モデルからの大きな変更点は、トップチューブとダウンチューブの成型方法。従来モデルではシンプルな丸パイプを採用していましたが、新モデルではハイドロフォーミング加工による扁平形状へとアップデートされています。
パイプ形状を最適化することで、フレーム全体の耐久性はそのままに、路面からの振動をよりやわらかく吸収。 街乗りでの快適性が、しっかりと底上げされています。

さらに、このフレーム成型の変更は乗り味だけでなく、見た目の印象にも大きく影響しています。旧モデルではブランドロゴを前面に押し出した存在感のあるデザインでしたが、新モデルではロゴを控えめに配置し、普段着にも合わせやすいシンプルなルックスへ刷新。
パーツ構成も、従来のシルバー基調からブラックパーツへと変更され、全体の印象はより引き締まったものに。 街中で使いやすく、今のライフスタイルにも自然に馴染むクロスバイクへと進化しています。
フレーム成型の見直しによって、快適性と扱いやすさがしっかり向上。そこに、街に馴染むシンプルなデザインとブラックパーツを組み合わせることで、 MISTRAL ALEXは「初めてのクロスバイク」としてだけでなく、日常に自然に溶け込む一台へと進化しています。
走り・見た目・使いやすさのバランスが取れた、今のライフスタイルにちょうどいいクロスバイクです。
主要パーツはSHIMANOで統一|安心して長く使えるスペック構成

パーツ構成は、扱いやすさに定評のある SHIMANO 製コンポーネントを採用した、3×8スピード仕様。
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クロスバイクとしては定番かつ信頼性の高い構成で、日常使いから軽い運動まで幅広く対応します。

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なかでもMISTRAL ALEXの優れている点は、変速機だけでなく、ブレーキ本体・クランク・ホイールハブに至るまで、主要パーツをSHIMANO製で統一していること。
毎日使う自転車だからこそ、気になるのが修理やメンテナンスのコスト。
SHIMANO製パーツは、同価格帯の他社パーツと比べても耐久性に優れ、トラブルが起きにくい点で高く評価されています。

サドルは、クロスバイクの中でも特にお尻に優しい肉厚サドルを採用。

車体重量は 11.77kg(実測値/480サイズ)。この価格帯のクロスバイクとしては標準的な重量で、日常使いを前提とした耐久性重視の構成を考えれば、バランスの取れた数値と言えます。
GIOS MISTRAL ALEXは、購入後も安定した性能を長く保ちやすく、メンテナンス頻度を抑えられるのは大きなメリット。「できるだけ手間をかけず、安心して乗り続けたい」方にとって、MISTRAL ALEXのスペック構成は非常に魅力的と言えるでしょう。
スペック表
| タイヤサイズ | 700c | |
| 変速数 | 3×8speed | |
| ペダル | FLAT PEDAL | |
| スペック | フレーム | AL6061ALUMINUM SPECIAL TUBING FOR GIOS |
| フォーク | GIOS ORIGINAL CR-MO FORK | |
| クランクセット | SHIMANO FC-TY501 48/38/28T 170mm | |
| BB | SHIMANO BB-UN101(BSA) | |
| Fメカ | SHIMANO FD-TY601 | |
| Rメカ | SHIMANO RD-M310 | |
| シフター | SHIMANO ST-EF500-8 | |
| スプロケット | SHIMANO CS-HG31-8I 11-32T | |
| ブレーキレバー | - | |
| ブレーキ | SHIMANO BR-T4000 | |
| タイヤ | 700×28C | |
| ホイール | ALEX AT470 WITH SHIMANO HB300 | |
| ハンドル | 540mm φ25.4 | |
| ステム | 90mm | |
| ヘッドセット | 1-1/8" | |
| サドル | COMFORT SADDLE | |
| シートポスト | φ27.2 | |
対抗モデル比較|同価格帯クロスバイクと比べてみる
初めてのクロスバイク選びでは、同価格帯に定番モデルが多く、迷ってしまう方も少なくありません。
ここでは GIOS MISTRAL ALEX と比較されやすい、キャラクターの異なる2台をピックアップしてみます。
BRIDGESTONE XB-1
「最初から安心して始めたい」人向けの定番モデル

【メーカー希望価格】¥65,800(税込)
【カラー(全5色)】T.Xレトログレージュ、T.Xマットブルーグレー、E.Xダークアッシュ、P.Xスノーホワイト、P.Xマジックブルー
【サイズ(適応身長目安)】390(138-151cm)、440(149-163cm)、490(161-175cm)、540(173-187cm)
XB-1は、街中での扱いやすさと安心感を重視したクロスバイク。SHIMANO製3×8スピードを採用しつつ、ライト・カギ・スタンドなどの実用装備まで標準で揃っているのが大きな特徴です。
初期費用を抑えやすく、「何を揃えればいいか分からない」という初心者にとって、非常に選びやすい一台。 一方で、ハブなど一部パーツはSHIMANO製ではなく、耐久性を最優先する使い方では差が出る部分もあります。
👉 最初の安心感・装備重視ならXB-1
KhodaaBloom RAIL ST
「軽さ・走り」を重視するならこのモデル

【メーカー希望価格】¥62,700(税込)
【カラー(全3色)】マットスレートブルー、マットブラック、ソリッドホワイト
【サイズ(適応身長目安)】400mm(155-170cm)、440mm(165-180cm)、480mm(170-190cm)
RAIL STは、同価格帯クロスバイクの中でもトップクラスの軽量性が魅力。XB-1やMISTRAL ALEXと比べると約1kgほど軽く、走り出しの軽快さやスピード感を重視した設計です。
装備はシンプルですが、その分コストを走行性能に振り切った構成。「できるだけ軽いクロスバイクに乗りたい」「走りを楽しみたい」という方には分かりやすい選択肢です。
👉 軽さ・走行性能重視ならRAIL ST
GIOS MISTRAL ALEXはどんな立ち位置?

MISTRAL ALEXは、これら2車種のちょうど中間に位置する存在。派手な装備や軽さを売りにするモデルではありませんが、ブレーキ・クランク・ホイールハブまで SHIMANO製で統一 ハイドロフォーミングフレームによる快適性 シンプルで長く飽きにくいデザインといった点で、耐久性と長期使用を重視した構成が大きな魅力です。
👉 長く安心して使い続けたいならMISTRAL ALEX
比較まとめ
- 最初から装備込みで安心したい → XB-1
- 軽さ・走りを楽しみたい → RAIL ST
- 耐久性・メンテナンス性を重視したい → MISTRAL ALEX
同じ価格帯でも、得意分野はそれぞれ異なります。使い方をイメージしながら選ぶことで、後悔のないクロスバイク選びにつながるはずです。
まとめ|「長く安心して使いたい」人にちょうどいいクロスバイク
- 初めてのクロスバイク選びで、失敗したくない人
- 派手な性能よりも、長く安心して使えることを重視したい人
- 通勤・通学や街乗りなど、日常使いがメインの人
- メンテナンス頻度や修理コストを、できるだけ抑えたい人
- ロゴ主張が強すぎない、シンプルで飽きのこないデザインが好みの人

GIOS MISTRAL ALEX は、軽さや装備の多さを前面に押し出したモデルではありません。
その代わりに、フレーム設計・パーツ構成・デザインを通して、「日常で安心して、長く使えること」をとても丁寧に作り込んだクロスバイクです。
ハイドロフォーミング成型による快適性の向上、ブレーキやクランク、ホイールハブまでSHIMANO製で統一した堅実なスペック。そして、街に自然と馴染むシンプルなルックス。
同価格帯には個性の強いクロスバイクも多くありますが、MISTRAL ALEXは「派手さはないけれど、後から効いてくる安心感」がしっかり残る一台。
これからクロスバイクに乗り始める方はもちろん、 毎日の相棒として気負わず付き合える一台を探している方にも、 素直におすすめできるモデルです。











