昨年(2024年)フルモデルチェンジし第5世代となった、クロスバイクのド定番モデル「エスケープR3」。
クロスバイクのブランド名を知っていてもモデル名まで言える人って少ないのですが、エスケープR3という名前を知っている人は意外と多いイメージ。
それだけ、クロスバイクの定番モデルとして知名度を上げたGIANTの代表作!
日常使いからちょっとした長い距離を走るのにピッタリなモデルになっています!!
2025.GIANT ESCAPE R3(ジャイアント/エスケープR3)
【メーカー希望価格】¥69,300(税込)
【カラー(全5色)】マットブラック、パールホワイト、メタリックブルー、ルビーマゼンタ、メタリックセージグリーン
【サイズ(適応身長目安)】XXS(140-160cm)、XS(155-170cm)、S(160-175cm)、M(170-185cm)
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※GIANTはメーカーの意向によりインターネット販売が禁止されております。
ESCAPE R3のフレーム性能について
2024年モデルよりフルモデルチェンジがされ、第5世代となったESCAPE R3。
旧作よりもフレーム成型がかなりシンプルとなったと言えど、さすがはGIANTといった印象。物価高騰による販売価格を抑える為にコスト削減がされながらも、振動吸収性などの乗り心地に配慮されたアルミフレームになっています!
第5世代のESCAPE R3では、フレームパイプがかなり丸パイプになったと言われていますが、それでもトップチューブではヘッドチューブからシートチューブにかけ細く変形させ、ダウンチューブもかなり断面の厚みを薄く成型されています。
同価格帯クロスバイクのフレームと比較しても、しっかりとしたフレームであると思います。
クロスバイクの黄金比の様なジオメトリーが採用されたESCAPE R3。
スポーツバイクらしい走行感を味わえながらも、街中用途でも気軽に乗れるポジションと「せっかくクロスバイクを買うなら、ちょっと長い距離も走ってみたい」と考える方にピッタリな設計と言えます。
また、サイズバリエーションも4サイズあり、140cm~185cmまでをカバー◎特に140cmから乗れるクロスバイクはかなり希少!
フロントフォークは、弓なりにオフセットさせたスチール製フォークが採用。耐久性と振動吸収性に配慮した仕様◎
フレームの性能では、GIANTが長年培ったノウハウの詰まった設計が日常使いで扱いやすいベストな設計◎シンプルな佇まいは普段着にも合わせやすく、長く愛用できるフレームだと思います!
ESCAPE R3のパーツ構成について
ESCAPE R3のスペックはShimano 3×8speedが採用された、クロスバイクとしてはポピュラーなパーツ構成。
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街中日常使いとしては申し分の無いスペック◎
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ギア比でも前3段の28-38-48T、後8段 11-32Tとポピュラーな仕様。
ブレーキは、TEKTRO社のVブレーキとこちらもポピュラーな仕様。最近では日常使い用のクロスバイクでもディスクブレーキが採用されたクロスバイクも多くあるので、そちらも検討してもらうのも良いかもしれません。
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タイヤには700×32cと、ちょっと太めタイヤが採用。5~6年前まではクロスバイクのタイヤと言えば28cでしたが、昨今ではちょっと太めがトレンドですね!
プロのロードバイクレースでも、年々タイヤが太くなって来ており「細い=速い」という概念が変わってきている様に感じます。
因みにですが、第5世代ESCAPE R3からホイール固定がクイックリリース式に戻りました。一時はスキュアーナットで工具が無いと外せない仕様でしたが、クイックリリースに戻り、工具無しでホイールの脱着が可能になります。
サドルは日常使い用に適したクッション性の高いサドルが採用◎
パーツ構成では、平均的な仕様といった印象。街中の日常使いでオバースペックにならない丁度良い仕様だと思います!
カスタム沼りポイントについて
私事になるのですが、息子(小学3年生)の自転車買い替えにこのESCAPE R3をチョイスしました。
同じ年ごろの子供を持つ親御さんなら共感頂けるかと思うのですが・・・中学年ぐらいでサイズオーバーを理由に自転車を買い替えする時って悩みません??
身長が140cmぐらいで、大人用自転車がギリギリ乗れない、でも直ぐに買い替えしないといけないのは嫌だって・・・
最初に選んだのが、同ブランドの「ARX 24」だったのですが・・・
適応身長が130cm~150cmで「数年乗ったら次大人車やんー」ってなり断念。太めなタイヤのクロスバイクで、親としても安心感があったのですが・・・
そこで登場したのが、このESCAPE R3。大人用クロスバイクなのに140cmから乗れる希少サイズXXSがラインナップ!
大人用クロスバイクなので、カスタムパーツも豊富!頑張れば長く乗れるし、乗らなくなったら妻が乗れる!なんて、エコロジーなんだ!と思いチョイスしました!
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そして、愛する我が子の為、張り切って息子仕様にカスタムをスタート!!
結論から言うと、XXSサイズのカスタムはかなり沼っちゃいました💦
【カスタム沼りポイント】
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ヘッドチューブ長がXXSサイズなのでポピュラーなクロスバイクよりも短く・・・ちょっと深めのバスケットを取り付けるとブレーキレバーがバスケットと干渉する結果に・・・
Vブレーキタイプのクロスバイクなら大抵取り付けが出来る有能なカゴなんですが・・・
それを回避するために、ハンドルバーをライズした物に換装。更にアップライトなポジションに変貌💦
次に、リアキャリア用のダボ穴があるので、キャリア取り付けにチャレンジ・・・しましたが、リアブレーキが邪魔をして取り付けられず・・・これは「化粧アイレットなんだ」と思い断念。
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そして、子ども用なので鍵はサークルロックタイプをチョイス。泥除けフェンダーは必需品ですね。
これも小さいフレームの為、この混み具合。狭いスペースに工具を差し込み、取付も一苦労・・・😢
泥除けフェンダー代わりになる天板付きのリアキャリアが取り付けられれば・・・と思ったのですが、結果汎用性の高いフェンダーになっちゃいましたね。
スタンドはGIANTの純正を採用したので、難なく取り付け完了◎
XXSサイズは、140cmから対応した希少サイズですが!利便性UPの代表的アイテム「バスケット」「泥除けフェンダー」を取り付けられる際には、この辺りの注意が必要ですねー
XSサイズ以上だったら、ここまで苦労はしないかと・・・
因みに重量では・・・
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純正の状態で10.98kg(XXSサイズ)、カスタム後が13.48kgと約2.5kg増ですね。重くなったとはいえ、ポピュラーなシティサイクルと比較しても十分な軽量具合と言えます!!
愛する我が子の為・・・近々「グリップ」「サドル」「タイヤ」のドレスアップもしたいですね!!
2025.GIANT ESCAPE R3のまとめ
- 140cm~185cmまで対応したサイズバリエーション
- 街中~ちょっと長い距離を走りたい人にベストなフレーム設計
- XXSサイズのカスタムはちょっと注意が必要
最近では様々なブランドが街中日常使い向けのクロスバイクをリリースして、選べる幅が広がりましたが・・・
20年以上の歴史を持つ「エスケープR3」。こんなにも長く定番モデルとして愛し続けられているモデルはありませんね!
時代ごとにマイナーチェンジを繰り返しながら、その時々のライフスタイルによりそった設計とスペックを提案してくれるGIANTのESCAPEシリーズ。
GIANTは、メーカーの意向によりインターネット販売が禁止されている為、当サイトでのご購入は頂けません。GIANTのご購入検討をされる場合は、お近くのGIANT取り扱い店にご相談ください!