2025.KhodaaBloom STRAUSS RACE 3 105 Di2(コーダーブルーム/ストラウスレース3 105 Di2)
【メーカー希望価格】¥396,000(税込)
【カラー(全1色)】ブラック/ブルー
【サイズ(適応身長目安)】420(150-165cm)、460(160-170cm)、490(168-178cm)、530(175-189cm)
STRAUSS RACE 3 105 Di2(試作品)のフレーム性能について
現在(2024.10)ではまだ開発途中段階となるKhodaaBloom新モデル「STRAUSS RACE 3」
スペック、フレームジオメトリー、価格についてはほぼ決定した為、今回お披露目されたのですが、フレームの細かな部分は発売ギリギリまでブラッシュアップしていくとの事。
その為、完成車重量等はまだ非公開になっています。
2024年では「STRAUSS RACE 2」がフレームセットのみの販売で発表されましたが、STRAUSS RACE 2は、既存の「STRAUSS Discシリーズ」にUCI認証を取得した事のみのモデルでフレーム性能自体に大きな変更はありませんでした。
しかし、2025年春発売の「STRAUSS RACE 3」はフレーム規格を一新したレーシングフレームとしてリリース!
まず、フレームデザインは「目で追えない程のスピード」 をテーマとして、「残像」を想起させるロゴグラフィックが採用されています。
フレームジオメトリーでは、前作のRACE 2よりもよりクイックな走行が可能にアップデート。
ヘッドチューブ長、フロントセンターを短くしヘッド角を立たせ、より前傾によりクイックに仕上がっています。
シートステーにはドロップドシートステーが採用。反応性と振動吸収性、エアロ効果に貢献。
タイヤクリアランスは28c~30cを想定された設計。
フロントフォークにはステアリング剛性を高めたテーパードコラム採用のカーボンフォークを採用。
前作のRACE 2はオールラウンダーな印象が強かったのですが、今作はかなりスピードとコーナーリングを意識した内容になっていますね。
※開発途中のモデルの為、変更が入る可能性があります。
STRAUSS RACE 3 105 Di2(試作品)のパーツ構成について
基本スペックはShimano 105 Di2(2×12speed)が採用。
フレームデザインはちょっと違いますが、機械式105グレードの「STRAUSS RACE 3 105」も同時リリースされているので、そちらもチェックしてみてください。
今回、試乗してきたモデルは特別仕様になっており、ホイールとタイヤが純正では無かったですね。
製品化されるモデルにはShimanoハブのアルミホイールにMAXXIS HIGHROAD (700×28C)が採用される予定との事です!
試乗会用にカーボンホイール(P&P AQUILON)をインストールするのはちょっとずるく無いですか?と思うのは私だけでしょうか💦
STRAUSS RACE 3 105 Di2(試作品)を試乗した感想
発売ギリギリまでブラッシュアップを続け、ここから変更が入る可能性を前提に試乗してきた感想ですが、かなりクイックなロードバイクという印象が強いです。
前作のRACE 2をイメージして踏み込むとハンドルがバタつく。しっかりと上体を意識して走行しなければならない感じがしました。
オールラウンダーなロードバイクではなく、日本のレース(特にクリテリウム)に特化したというのをちゃんと感じさせてくれます。
また、反応性/加速性もかなり上がっている様に感じました。これもメーカー公式サイトでも記述されている通り、クリテリウムレースでの瞬発力や高出力の維持に生きてくる印象があり、RACE 2とRACE 3では全く違うロードバイクなんだなと思いました!
2025.KhodaaBloom STRAUSS RACE 3 105 Di2(試作品)のまとめ
- 日本のレース(クリテリウム)に標準をあわせ作られたロードバイク
- 現段階では開発途中の為、まだ性能を上げてくる可能性あり
カーボンロードバイク 105 Di2が40万円前後で買えてしまう昨今に、アルミフレームで同価格の設定と強気のKhodaaBloom。
ハイエンドアルミフレームというカテゴリがどんどん縮小し、更には海外ブランドがひしめき合うこの業界に違った角度から切り込んでくるスタンス。
日本人の体形と日本のレースに標準を絞り、完成したSTRAUSS RACE 3シリーズ。
今後の展開が楽しみですね!!