老舗イタリアブランド「GIOS(ジオス)」の長年定番となっていたクロスバイク「MISTRAL(ミストラル)」が待望の大幅リニューアル!!
奇抜なデザインから街中に溶け込むシンプルなデザインに変更!フレーム形状も変更され乗り心地がアップ!とかなり良くなったジオスクロスバイクのミストラル!!
更に「シマノ社製パーツをふんだんに取り入れているのに価格は良心的」とコスパ優秀は健在!
Vブレーキ仕様のクロスバイクとして、一押しなモデルをご紹介致します!!
\2025.GIOS MISTRALはYouTubeで紹介中/
2025.GIOS MISTRAL(ジオス/ミストラル)
●MISTRAL SHIMANO(シマノホイールver.)
【メーカー希望価格】¥75,900(税込)
【カラー(全4色)】GIOS BLUE、MATT BLACK、WHITE、GRAY
【サイズ(適応身長目安)】40(150-160cm)、43(155-170cm)、48(165-180cm)、52 (175-185cm)
●MISTRAL ALEX(アレックスリムver.)
【メーカー希望価格】¥68,200(税込)
【カラー(全4色)】GIOS BLUE、MATT BLACK、WHITE、GRAY
【サイズ(適応身長目安)】40(150-160cm)、43(155-170cm)、48(165-180cm)、52 (175-185cm)
▲GIOS BLUE |
▲GRAY |
▲MATT BLACK |
▲WHITE |
※画像は全てMISTRAL SHIMANOとなります。
MISTRAL "SHIMANO"と"ALEX"の違いについて
"SHIMANO"と"ALEX"のスペック的な違いでは「ホイール(車輪)」のみの違いとなります。
- MISTRAL SHIMANO⇒Shimano WH-R501を採用
- MISTRAL ALEX⇒リム:ALEX AT470、ハブ:Shimano HB300のミックスホイールを採用
後は、ホイールの差による価格差ですね。
- MISTRAL SHIMANO⇒¥75,900(税込)
- MISTRAL ALEX⇒¥68,200(税込)
これら以外での違いはありません。では、ホイールだけの違いでどう変わってくるのか??ですが・・・
主観的ですが、走行感での違いを感じにくいと思います。
メーカー公式のスペック表では、MISTRAL ALEXのハブに「Shimano HB300」と記述されており、おそらくは「HB-QC300」と考えられます。
本来ディスクブレーキ用のハブで同ブランドのMISTRAL DISCと同じハブではありますが・・・
BianchiのC-SPORT 1でもセンターロック台座にカバーをしてVブレーキクロスバイクに採用されたケースもあり、それと同じ感じだと思います。
MISTRAL ALEXのハブがShimano HB-QC300だった場合・・・Shimano WH-R501のホイールと回転性能差は若干ながらWH-R501の方が良く回る(抵抗が少ない)印象。とは言え、日常使いでの走行性能差を感じれる人は、かなり優れた感覚を持たれている方に限る。
そして、完成車の価格差が税込で7700円は、ホイールのスペック差相応といった印象。
●どっちがお勧め?
スペック相応の価格差の為、ちょっとでも軽快性が欲しいのであればMISTRAL SHIMANO。そこまで差を感じないのであれば、価格を抑えたMISTRAL ALEXって感じになりますね。
MISTRAL SHIMANOとALEXのどちらも、同スペック帯クロスバイクの他ブランドと比較してコスパはかなり良いモデル。 なので、どちらを選んでも損ではない気がします!
MISTRALのパーツ構成について
ホイールについては、上述を見て頂ければと思います。その他のスペックについてご紹介。
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MISTRAL共通スペックでもある、変速はShimano 3×8speedが採用。この価格帯のクロスバイクとしては最もポピュラーな仕様◎
そして、GIOSのお勧めポイントでもありますが、クランクもSHIMANO社製を採用。クランクやホイールはコストカットされがちなパーツですが、しっかりとSHIMANO社製で押さえてくれるのは嬉しいポイント◎
ブレーキもしっかりとSHIMANO社製のVブレーキ◎高品質なパーツ構成と言えます!
このブログ記事を書きながら、同スペック帯の他ブランドクロスバイクと比較してみたのですが、思った以上にMISTRALシリーズのコスパが優秀で驚き◎
この価格で、これだけのSHIMANO社製パーツを取り入れているモデルは無いですね!
MISTRALのフレーム性能について
2025年モデルで、待望のモデルチェンジがされたMISTRAL。
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変更点は、「デザインを大幅に変更」と「"トップチューブ"と"ダウンチューブ"を従来の丸型パイプから、ハイドロフォーミングで成形された扁平形状」にアップデート◎
旧作のデザインは、ブランドロゴを主張するかなり目立つ佇まいを新作で普段着+街中に溶け込むシンプルなデザインになりました◎パーツも旧作ではシルバーパーツを採用していましたが、新作ではブラックパーツに変更され、昨今のトレンドにあわせてきた感じになります。
そして、パイプ成型を変えることで、振動吸収性が向上し耐久性を維持したまま乗り心地がアップ◎
良いアップデートになった様に感じます◎
フレームジオメトリー
フレームサイズ | 40 | 43 | 48 | 52 |
HA | 70.5 | 71 | 71.5 | 72 |
SA | 75 | 75 | 74 | 73 |
TT | 515 | 525 | 545 | 565 |
HT | 105 | 115 | 130 | 155 |
FC | - | - | - | - |
RC | 425 | 425 | 425 | 425 |
BB | - | - | - | - |
FO | 40 | 40 | 40 | 40 |
WB | - | - | - | - |
SH | 720 | 732 | 757 | 794 |
SK | - | - | - | - |
RH | - | - | - | - |
適応身長 | 150-160cm | 155-170cm | 165-180cm | 175-185cm |
その他、MISTRALのジオメトリーの特徴では・・・
「チェーンステー長(425mm)」と「BB DROP(実測65mm)」がポピュラーなクロスバイクと比較して短いというのがMISTRALの特徴。
この設計により、漕ぎ出しのスムーズさを高められますね。これは街中でのストップ&ゴーと相性が良い設計と言えます◎
「積載する荷物がかなり多い」や「自転車を停止させる機会が少ない」といったケースでは苦手になるデメリットもありますが、街中日常使い(通勤/通学)として考えるのであればその機会は少なくデメリットとは言えないですね。
因みに完成車重量では11.64kg(実測 520サイズ)でした。メーカー公式では10.8kgとだけ記述されていますが、計測した車体のサイズ差があるとしても、結構差が出てしまいましたね💦
そして、他ブランドの同価格帯クロスバイクと比較してはちょっと重い印象ですね。
耐久性に配慮されたフレームにジオメトリーで乗りやすさを生み出しているという感じがします!
MISTRALを試乗した感想
試乗した感想では、上述と重複する内容になってしまいますが、漕ぎ出しのスムーズさは車体重量を感じさせず、好印象◎
加え、フレーム成型のアップデートから旧作でネガティブな要素となっていた"嫌な硬さ"が解消されており、乗り心地がかなり良くなっていますね◎
マイナス点を上げるとするならば、長距離のライドは苦手かなーという印象。
毎日の足としての利便性を高めた部分でトレードオフされた性能になりますね。
- 「耐久性を高める⇒重量が増す」
- 「漕ぎ出しのスムーズさを高める⇒巡行が苦手になる」
耐久性を落とさず、軽量にしていく⇒価格が上がる
漕ぎ出しをスムーズにしながら、巡行性能を上げる⇒価格が上がる
MISTRALシリーズは、同価格帯クロスバイクの中でもパーツ構成にこだわりがありコスパに優れたモデルという点で、長距離を乗りたい人は違うモデルを選ぶのが正解かもしれませんねー
2025.GIOS MISTRALのまとめ
- MISTRAL SHIMANOとMISTRAL ALEXは、価格相応なスペックアップ
- 普段着+街中に溶け込むシンプルなデザイン
- 街中の日常使いにフォーカスした扱いやすいフレーム設計
- シマノ社製パーツをふんだんに取り入れた高品質仕様なのに価格が良心的
同価格帯クロスバイクの中でもトップクラスにパーツ構成が良いクロスバイク「MISTRAL(ミストラル)」
長年、奇抜だったフレームデザインを一新し誰もが乗りやすいシンプルな佇まいに変更。
走行性能でもネガティブな要素だった「嫌な硬さ」を解消し乗り心地がアップ!!
次のアップデートで、軽量性が上がったらクロスバイクを買うならMISTRALが良いって断言できるレベルですね!!
是非ご検討くださーい!!