日本の自転車メーカーBRIDGESTONEのスポーツバイクブランド「Anchor(アンカー)」のディスクブレーキ採用アルミロードバイクエントリーグレード「RL6D SORA」をご紹介!!
AnchorのRL6DシリーズにはShimano「105グレード」「Tiagraグレード」「SORAグレード」とパーツ構成毎に3ラインナップを用意。その中でもエントリーグレードに位置するShimano SORAをアッセンブルしたモデルが今回ご紹介する「RL6D SORA」
ホイールやクランクといった他ブランドではコストカットされがちなパーツも全てShimano社製で統一する高品質エントリーロードバイクになっています!
2025.BRIDGESTONE Anchor RL6D SORA(ブリヂストン アンカー/RL6D ソラ)

【メーカー希望価格】¥176,000(税込)
【カラー(全3色)】キャニオンオレンジ、オーシャンネイビー、フォレストカーキ
【サイズ(適応身長目安)】420(149-160cm)、450(156-169cm)、480(169-182cm)、510(169-182cm)、540(176-187cm)
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RL6D SORAのフレーム性能について
BRIDGESTONE独自シミュレーション「PROFORMAT」について

RL6Dのアルミフレームは、BRIDGESTONEの独自技術「PROFORMAT」によって設計されたモデル。
PROFORMATとは・・・簡単に言うとブリヂストンが開発した「自転車を効率よく前に進める(ペダルを踏んだ力を無駄なく推進力に変える等)」為に、素材や空気抵抗、剛性等を細かく分析・シミュレーションするシステムです。

RL6Dシリーズは、これからロードバイクを本格的にチャレンジしたいユーザーのステップアップ初級モデルにピッタリなロードバイクがコンセプトにあります。
そのコンセプトに沿った性能をPROFORMATによって織り込まれたモデルと言えます。
フレームジオメトリー
フレームサイズ | 420 | 450 | 480 | 510 | 540 |
HA | 70.3 | 71.3 | 71.3 | 72.15 | 72.15 |
SA | 75.15 | 74.45 | 74 | 73.3 | 73 |
TT | 500 | 515 | 530 | 545 | 560 |
HT | 120 | 130 | 140 | 155 | 170 |
FC | 585 | 582 | 589 | 587 | 597 |
RC | 415 | 415 | 415 | 415 | 415 |
BB | 70 | 70 | 70 | 70 | 70 |
FO | 55 | 50 | 50 | 45 | 45 |
WB | 990 | 986 | 994 | 992 | 1002 |
SH | 677 | 705 | 731 | 758 | 784 |
SK | 517 | 532 | 541 | 560 | 574 |
RH | 364 | 370 | 375 | 379 | 385 |
適応身長 | 149-160(420mm) | 156-169(450mm) | 162-176(480mm) | 169-182(510mm) | 176-187(540mm) |
フレームジオメトリーでは、オールマイティに活躍できるように配慮された設計。

ヘッドチューブ長 & コラム長は、レーシーなロードバイクよりも長くとられ、アップライトなポジション◎

重心位置もやや低めと安定性に長けた仕様◎
フロントフォークについて

フロントフォークは、弓なりにベンドしたカーボンフォークを採用。軽量性と振動吸収性に配慮◎
ボルト台座等の拡張性について

RL6Dには、残念ながらキャリアやラック、泥除けフェンダーを取り付ける為のボルト台座は配備されていません。
ただ、ロードバイクでは珍しいダウンチューブ裏にボトルケージ取り付け台座を配備。
多くの積載を必要とするツーリングモデルとしては、バイクパッキングスタイルでのカバーが必要ですが、1DAYのサイクリングでは十分な拡張性と言えます。
フレーム内装ケーブル
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ケーブル類はフレーム内装型を採用。加えDi2も対応とスペックアップにも対応◎
フレーム性能のまとめ
フレーム全体としては、全体的なバランス(安定性、頑丈さ、軽量性、スピード感)を上手く取り、誰もが扱いやすく安心してロードバイクを楽しめるモデルになっていますね◎
RL6D SORAのパーツ構成について
主要スペック

基本スペックはShimano SORA(2×9speed)を採用。
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上述した通り、クランクもシマノSORAを採用してくれている点は嬉しいポイント◎
シマノSORAグレードは、サイクリングをこれから始めたいという方にとってコストと性能のバランスがベストなグレード◎
スペック選びの基本が「自分が使いきれる性能」とするならば、1分1秒を競わないサイクリストにとってのSORAグレードは必要十分と言えます。
加え、RL6Dシリーズには「Tiagraグレード」「105グレード」も用意されているので、もう少しスペックが欲しい方はグレードを上げる選択肢もあり◎

ギア比では、フロント50-34T、リア11-32Tとポピュラーなギア比を採用。
ブレーキについて

ブレーキは、フラットマウント型の機械式ディスクブレーキを採用。こちらもコストカットされず、Shimano社製をチョイス◎
ヒルクライムを盛んにチャレンジしたい方は、ブレーキをグレードアップしても良いかと思います!
ホイール&タイヤについて

ホイールは、Shimano WH-RS171とこちらもシマノ社製をチョイス◎
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タイヤはBRIDGESTONEのDISTANZA 700×32cとタイヤクリアランスギリギリいっぱいの太さをチョイス◎
ロードバイクでは28~30cがポピュラーな太さながら、少し太めをチョイス。スピード感よりもクッション性やグリップ力に配慮された仕様。

ホイール固定は12mmスルーアクスルと近代仕様。
その他

そして、この価格帯ロードバイクには珍しく樹脂製のフラットペダルが標準装備。
ロードバイクでは、フラットペダルorビンディングペダルと乗られる方によって選択が異なる為、別売りが標準的ですね。
スペック表
タイヤサイズ | 700×32C | |
変速数 | 2x9speed | |
ペダル | BRIDGESTONE エルゴノミックペダル | |
スペック | フレーム | PROFORMAT, ALUMINIUM A6061, インテグラルヘッド, フラットマウントディスクブレーキ, 142×12mm, スルーアクスル, マウント厚さ15mm |
フォーク | CARBON MONOCOQUE, カーボンコラム, クラウンレース一体成型, ベンド形状, スーパーオーバーサイズ, フラットマウントディスクブレーキ, 100×12mm, スルーアクスル | |
クランクセット | SHIMANO SORA FC-R3000 50-34T 420-450mm:165L / 480-540mm:170L | |
BB | SHIMANO BB-RS500 68W | |
Fメカ | SHIMANO SORA FD-R3000 直付け SM-AD91(φ31.8 アダプター) | |
Rメカ | SHIMANO SORA RD-R3000-SS | |
シフター | SHIMANO SORA ST-R3000 | |
スプロケット | SHIMANO CS-HG400 9S 11-32T | |
ブレーキレバー | SHIMANO SORA ST-R3000 | |
ブレーキ | SHIMANO BR-RS305 機械式ディスクブレーキ + SM-RT30 F:φ160 / R:φ160 センターロック | |
タイヤ | BRIDGESTONE DISTANZA 700×32C | |
ホイール | SHIMANO WH-RS171 | |
ハンドル | ANCHOR-NITTO M101F φ31.8 420mm:380W / 450-510mm:400W / 540mm:420W 注)芯幅 | |
ステム | ANCHOR Aluminium 420mm:80L / 450-480mm:90L / 510mm:100L / 540mm:110L | |
ヘッドセット | TANGE IS228LT ダイレクトインタイプ 上:1-1/8 下:1-1/4 | |
サドル | ANCHOR COMFORT | |
シートポスト | ANCHOR Aluminium φ27.2X300L |
パーツ構成のまとめ
RL6D SORAのパーツ構成としては、シマノパーツをふんだんに取り入れる高品質仕様◎同価格帯の他ブランドではグレードを落とされがちな「クランク」「ブレーキ」「ホイール」といった点もシマノ社製で統一されている点は、日本のブランドらしい安心仕様と言えます。
BRIDGESTONE Anchor RL6D SORAのまとめ
- PROFORMATにより設計された、ロードバイクらしい走行性能を手頃な価格で味わえる1台
- ブレーキ、クランク、ホイールなどの主要パーツは全て信頼性の高いシマノ製を採用した高品質パーツ構成
- フロントカーボンフォークと700×32cの太めタイヤを採用し、クッション性の高い乗り心地に配慮された仕様

RL6Dシリーズは、これからロードバイクを本格的に楽しみたいと考えるユーザーにとってのエントリーモデル◎
乗り心地は、入門アルミロードバイクらしくレーシーになり過ぎず、扱いやすいモデル◎太めのタイヤとカーボンフォークのおかげでシルキーな乗り味が印象的。
昔ながらのロードバイクと言えば!といった硬さや慣れないスピード感はあまりなく、まったりとしたロングライドがしたくなるモデルですね!最近のオールロードバイクに近い印象があります。
街中の日常使いは勿論の事、100kmを登竜門としたロングライドにもチャレンジしていけるロードバイクだと思います!
日本ブランドらしく品質にもこだわり、何を購入したら良いのか分からないユーザーにとって頼もしい!
是非ご検討を宜しくお願い致します!!