今年（2025年）に発売以来、初のモデルチェンジとなった「GIOS（ジオス）」の定番クロスバイク「MISTRAL DISC（ミストラルディスク）」
旧作ではブランドロゴを主張するデザインから一新。普段着+街中に溶け込むシンプルなデザインとなりました！
今回は旧作と比較して何が変わったかをふまえご紹介していきたいと思います！！
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2025.GIOS MISTRAL DISC（ジオス/ミストラルディスク）
【メーカー希望価格】￥83,600（税込）
【カラー（全2色）】GIOS BLUE、GRAY
【サイズ（適応身長目安）】450 (155-170cm)、500 (170-180cm)
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MISTRAL DISCのフレーム性能について
ご注意いただきたいのが･･･メーカーから送られてきたサンプル画像と実車がかなり違っていたという点💦
今回メーカーより試乗車を借りて初めて分かったのですが、GIOS BLUEは昔ながらのブルーでした。メーカーサンプル画像ではメタリック感がありますが、実車とは異なる様です。
また、今回写真が無いのですがGRAYもサンプル画像の様なガンメタ感ではなく、旧作のMISTRAL DISCのGRAYと同じカラーとの事。※写真が入手でき次第添付いたします。
 New MISTRAL DISC
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 OLD MISTRAL DISC
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デザイン的な変更は見ての通り、GIOSのメーカーロゴがかなり少なくなり、シンプルなデザインに◎
フレームジオメトリー
| フレームサイズ | 450 | 500 |
| HA | 71.5 | 72 |
| SA | 74 | 73 |
| TT | 545 | 565 |
| HT | 140 | 165 |
| FC | - | - |
| RC | 425 | 425 |
| BB | - | - |
| FO | 40 | 40 |
| WB | - | - |
| SH | - | - |
| SK | - | - |
| RH | - | - |
| 適応身長 | 155-170cm | 170-180cm |
フレームジオメトリーは、旧作をベースにシートチューブ長が短くなりました。サイズバリエーションでは、旧作3サイズ⇒新作2サイズと縮小。
ヘッドチューブ長はクロスバイクらしく長く取られ、アップライトなポジション◎
BB DROPは他社の同価格帯クロスバイクと比較して、やや高めの65mm（実測値）を採用。チェーンステー長も短く設計され、信号待ちからの漕ぎ出しがスムーズと街中用途に配慮された設計◎
おそらく、ヘッドチューブ/チェーンステー/シートステー/シートチューブのパイプは旧作と同じ物が採用され･･･
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変更が入ったのは「トップチューブ」と「ダウンチューブ」ですね。旧作ではシンプルな丸パイプでしたが、新作では扁平加工が施され、軽量性と振動吸収性に貢献。
フロントフォークは、旧作同様にクロモリ素材のストレート形状が採用。耐久性と振動吸収性に配慮された仕様と言えます。
デザインとトップチューブ/ダウンチューブの形状がアップデートされた新作MISTRAL DISC。
扁平加工がされたトップチューブとダウンチューブですが、乗り心地は結構アップデートされた印象があります！
MISTRAL DISCは、「頑丈だが、重くて硬い」という印象が強かった。新作のMISTRAL DISCでは、その「硬い」という印象が軽減され、単純に乗り心地が良くなったと思います！
因みに、完成車重量では12.5kg（500サイズ 実測値）となり、旧作より気持ち軽くなっていますが、差を感じる程ではないですね。
MISTRAL DISCのパーツ構成について
パーツ構成では旧作と変更は無く、シマノ社製パーツをふんだんに取り入れた高品質仕様◎
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シマノ3×8speedのクロスバイクとしてポピュラーな仕様に加え･･･
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クランクやホイール軸等、他ブランド同価格帯クロスバイクではコストカットされがちなパーツもシマノ社製で統一◎
シマノ社製だから、軽くて良く走るとはならないのですが、耐久性に長けメンテナンスリスクを抑制してくれる頼もしいパーツです！
ブレーキもシマノ社製の油圧ディスクブレーキと制動力も申し分なし◎
パーツ構成は、旧作と変更なしとなっていますが、シマノ社製を積極的に取り入れられたのは、毎日をヘビーに使うデイリークロスバイクとして嬉しいポイントと言えます！！
スペック表
| タイヤサイズ | 700c | |
| 変速数 | 3×8speed | |
| ペダル | 付属 | |
| スペック | フレーム | AL6061 ALMINUM HYDRO FORMING FOR GIOS |
| フォーク | GIOS ORIGINAL CR-MO FORK | |
| クランクセット | SHIMANO FC-TY501 48/38/28T 170mm | |
| BB | ||
| Fメカ | SHIMANO | |
| Rメカ | SHIMANO RD-M310 | |
| シフター | SHIMANO ST-EF505-8R | |
| スプロケット | SHIMANO CS-HG31-8 11-32T | |
| ブレーキレバー | ||
| ブレーキ | SHIMANO BR-MT200 | |
| タイヤ | 700×32C | |
| ホイール | RIMS：700C 32H F/HUB：SHIMANO HB-TX505 R/HUB：SHIMANO FH-TX505 |
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| ハンドル | ||
| ステム | 90mm | |
| ヘッドセット | 1-1/8 | |
| サドル | ||
| シートポスト | ||
MISTRAL DISCを試乗した感想
結論から言うと旧作のMISTRAL DISCよりも乗り心地は良くなっています。
上述でもお伝えした通り、旧作では「頑丈だが、重くて硬い」という印象が強かったモデル。その"嫌な硬さ"が無くなり、単純に乗りやすくなったというのが率直な感想。
元々MISTRAL DISCは、耐久性をキープする為に重量があり重いクロスバイク。ただフレームの設計で漕ぎ出しをスムーズにする等、耐久性に配慮しながら街中で快適に走れるモデル。その為、車体重量はあまり嫌な印象を持っていませんでしたね。
ただ、昔ながらの丸パイプ成型だった事もあり、地面からの振動をいなす事が苦手で、嫌な硬さを感じる点がネガティブな要素でした。
シマノ社製パーツを多く取り入れ、長持ちなクロスバイクというメリットとトレードオフされた部分と妥協点でもあった様に感じます。
それが、今回「トップチューブ」と「ダウンチューブ」の成型を変更しただけではありますが、嫌な硬さが無くなり非常に乗り心地が良くなっていると感じます◎
速く走れる様になったとは言えませんが、街中で毎日使うクロスバイクとしては、結構良いアップデートになったと思います！
2025.GIOS MISTRAL DISCのまとめ
- デザインが一新され、普段着+街中に合わせやすくなった
- 旧作のネガティブな要素が解消され乗り心地が良くなった
- 街中ストップ＆ゴーに配慮された設計と高品質なパーツ構成は健在◎
デザインはかなりシンプルになり、乗り心地も良くなった新作MISTRAL DISC◎
街中用途にピッタリなストップ＆ゴーに配慮された設計と長持ちでメンテナンスリスクの低いシマノ社製パーツを多く取り入れている部分は、旧作と変わらず健在◎
すごく扱いやすいクロスバイクで安心度が高いですね！！
個人的には、GIOS.2025で完全新作として発表された「ARIES（アリエス）」もお勧め！
フレームはMISTRAL DISCと同じ物が採用されていますが、太いタイヤに1×8speedとシンプルなギア構成が売りのクロスバイク。
ミストラルディスクには3×8speedが採用され、高スペックに見られがちですが･･･ですが、最近ではフロントギアをシンプルにするのがトレンド傾向にあります。それは、メカニカルトラブルが抑えられ走行でのストレスが軽減される事が人気◎
「インナー×トップ」や「アウト×ロー」といった変速ギアNGな"チェーンのたすき掛け"を考えなくていいというのは初心者ライダーにとってもシンプルで良いですね◎
▶「MISTRAL DISCとARIESの違いと選び方」の詳細記事はコチラ
是非、ご検討をよろしくお願いいたします！！
